最も高額なのは? J2日本人選手、市場価値ランキング2位。C大阪は呼び戻したい!? 東北で覚醒し今や1億超え
明治安田J2リーグの2024レギュラーシーズンが終了した。J2で最も高い市場価値を持つ日本人選手は誰なのか。今回、フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。※市場価値は11月24日時点。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
2位:中島元彦(ベガルタ仙台) 生年月日:1999年4月18日 市場価値:80万ユーロ(約1億2800万円) 2024リーグ戦成績:38試合13得点5アシスト ベガルタ仙台の中島元彦は、最新の市場価値が80万ユーロ(約1億2800万円)で、2位にランクインした。 セレッソ大阪の育成組織で育った中島は、2018年にトップチーム昇格を果たした。しかし、出場機会に恵まれず、2022シーズン途中から期限付き移籍で仙台に加入している。 中島は、加入直後はボランチとしてプレーしていたが、2023シーズン以降は攻撃的なポジションでの起用が増え、徐々に頭角を現した。2023シーズンはJ2で32試合に出場。そして今季はリーグ戦全試合に出場し、13得点5アシストを記録した。 今シーズンの中島は攻撃面で多彩な役割を担い、シュート数102本(リーグ5位)、枠内シュート42本(リーグ3位)を記録。スルーパスは103回でリーグ2位の数字を誇り、ゴールだけでなく、チャンスメーカーとしても優れた能力を発揮した。 また、守備時の献身性も評価され、ファンの信頼は厚い。J2最終節の終了後にはサポーターが選ぶ年間MVPに選出されるなど、クラブにとって欠かせない存在となっている。 C大阪から加入時の市場価値は50万ユーロ(約8000万円)だったが、現在は80万ユーロにまで上昇。最新の市場価値アップデートが6月であることを考えれば、さらなる上昇も十分に期待できる。