“ノルウェーのネイマール”がいよいよ5大リーグへ ライプツィヒ入りする19歳の逸材は本物か「ロールモデルはネイマール」
またノルウェーから注目のアタッカーが
今のノルウェーサッカー界はタレント揃いだ。アーリング・ハーランド、マルティン・ウーデゴーを中心に、現在はマンチェスター・シティでMFオスカー・ボブが本格的に覚醒しようとしている。 彼らとノルウェー代表の中心となれるだろうか。『ノルウェーのネイマール』と呼ばれる逸材がいるのだ。 その選手とは、今月13日にベルギーのクラブ・ブルージュからドイツのライプツィヒに移籍した19歳のFWアントニオ・ヌサだ。 ライプツィヒは今夏にMFダニ・オルモをバルセロナに売却しており、左ウイングを中心に2列目でプレイするヌサはその代役候補の1人だ。19歳と若い選手ではあるが、ベルギーの名門クラブ・ブルージュでは主力として通算86試合をこなしてきた。 ブンデスリーガ公式もノルウェーサッカー界のNEWスター候補の1人としてヌサをピックアップしており、左サイドから仕掛けるドリブルの精度を高く評価している。 ヌサは2021年のインタビューにて、「僕のロールモデルはネイマールだ。彼と同じようにドリブルでピッチに混乱をもたらしたいんだ。彼は世界最高の1人だよ」とコメントしていて、最大の武器は積極的な仕掛けにある。これがノルウェーのネイマールと言われる理由でもある。 クラブ・ブルージュでは通算86試合で7ゴール6アシストと、成績はまだまだネイマールに遠く及ばない。しかしポテンシャルはあると評価されているだけに、若手育成を得意とするライプツィヒの指導次第では化ける可能性がある。
構成/ザ・ワールド編集部