「堀米雄斗と間違えられるから」と金髪だった根附海龍、黒髪で有明に登場…理由は「面倒」
スケートボード・ストリートの世界最高峰プロツアー「ストリートリーグ(SLS)」東京大会(読売新聞社協力)が23日、東京・有明アリーナで行われる。大会前日の22日に行われた公式練習では、男子の根附(ねつけ)海龍(かいり)(DC Shoes))がイメージチェンジした姿で現れた。 【写真】昨年12月のスケートボード・ストリート世界選手権で表彰台を独占した男子の日本勢。左が2位の根附海龍
根附は静岡県出身の21歳。2019年に若手スケーターの登竜門「タンパ・アマ」で優勝し、昨年のスケートボード・ストリート世界選手権で準優勝を果たしたホープだ。パリ五輪の出場は惜しくも逃したが、9月のXゲームズ千葉大会では2位に入った実力の持ち主だ。
これまでのトレードマークは金髪だった。「海外で堀米雄斗と間違えられるから」ということもあり、明るく染め抜いていた髪色は、この日、黒髪になっていた。「2週間ほど前に染めた。何回も美容院に行くのが面倒だから。(髪色を変えたとしても)調子は変わらない」という。
ただ、公式練習で一緒に滑った、前回大会の2位、池田大暉(だいき)は「(根附)海龍の黒髪は見たことがある。だけど、(堀米)雄斗っぽいから金髪に戻した方がいいんじゃないかな」と注文をつけた。
根附は公式練習後、「色んなセクションがあるので、自分の得意なトリックで攻めたい」と語り、自身初のSLS東京大会の出場に「日本のみんなに自分のスケートを見せたい」と意気込んだ。
五輪2大会連続金メダルの堀米と似た髪色ながら、滑りで「違い」を見せられるか―-。