「人口が少なすぎる」中国五輪委員会副委員長、連敗スタートの中国代表が不振の理由を指摘「サッカーは非常に難しい」
サッカー中国代表は現地時間10日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)の第2節でサウジアラビア代表と対戦し、1-2の敗戦を喫した。中国メディア『捜狐』は現地時間18日に、中国代表が思うような成績を残すことのできない理由について、中国五輪委員会副委員長が残したコメントを報じている。 【一覧表】サッカー最新FIFAランキング1位~100位 中国代表はアジア最終予選の第1節日本代表戦を7-0、第2節サウジアラビア代表戦を1-2と連敗でスタートしている。すでにブランコ・イバンコビッチ監督解任の噂も飛び交っており、W杯本戦出場に向けて早くも暗雲が漂っている状況だ。 苦戦が続く中国代表について中国五輪委員会副委員長は、「サッカーは非常に難しい」と前置きし、「中国サッカーチームを常に批判すべきではない。理由の1つは、中国のサッカー人口が国の人口に比べて非常に少ないことだ。1万人に1人がサッカーを選んだ結果が現在の中国サッカーだ」と、他のスポーツと比較すると競技人口が少ないことを強調。 さらに、「もう一つの理由は、サッカー選手の総数が不足しており、競争環境が不足していることだ」と言葉を続け、「技術レベルで中国の選手はヨーロッパの選手に大きく及ばない。今のところ、我々のレベルは確かに他のチームよりも劣っている」と、競技人口が少ないことで競技のレベル自体がヨーロッパ各国のようにあがっていないことも重要であると、指摘している。
フットボールチャンネル編集部