元フランス代表の31歳DFヴァランが電撃引退を検討と報道…… 新天地コモでのデビュー戦で負った怪我が原因か
近年は怪我続きのヴァラン
元フランス代表の31歳DFは選手キャリアを終える可能性がある。 移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、セリエAのコモに所属する元フランス代表の31歳DFラファエル・ヴァランは現役引退を検討しているという。 【画像】現役引退を検討と報道されたヴァラン レアル・マドリード時代にチャンピオンズリーグ4回、ラ・リーガ3回をはじめ、数々のメジャータイトルを総なめしてきたヴァラン。2018年のロシアワールドカップでは主力として優勝に貢献するなどかつては世界最高峰のセンターバックとして名を馳せていた。 昨シーズン限りで2021年8月から3年間在籍したマンチェスター・ユナイテッドを退団したヴァランは、今年7月にセスク・ファブレガス監督率いるセリエA昇格組のコモに契約延長オプション付きの2年契約で加入。新天地での活躍が期待されていた。 しかしそんなヴァランは8月12日に行われたデビュー戦、コッパ・イタリアのサンプドリア戦で先発出場を果たしたものの、前半23分で負傷交代することに。以降は出場がなく、コモのセリエA登録メンバーからも外れていることが明らかになっていた。 同氏によると、ヴァランはコモでのデビュー戦で負った怪我が原因で現役引退を検討しているとのこと。当初はクラブとの契約を解除し、再度新天地を探すとも報道されていたが、現在ヴァランは新天地を探すことなく、選手としてのキャリアを終えることを検討しているという。 近年は怪我に悩まされ続けているヴァラン。本来のパフォーマンスを発揮できていない現状を考えれば現役引退も選択肢の一つとして考えられるのは確か。しかし未だ31歳と現役引退は時期尚早とも考えられるが、果たしてヴァランはどのような決断を下すのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部