KYOJO CUP 2024 第2戦|2度もセーフティーカーが入ったKYOJO史上最悪のレース|2024年7月20日(土)リポート
予選3位は三浦愛が監督を務める「チームM」所属となった斎藤愛未
予選3位は三浦愛が監督を務める「チームM」所属となった斎藤愛未(セカンドベストは2位)。2分前表示が出ないなどオフィシャルの不手際もあり、割を食った形となった斎藤。しかもアタック周にイエローが出て、本当のベストを出すことができないという悔しい予選となった。「マシンも自分自身も調子が良いので、ダブルポールは確実だと思っていたのですが、不運が続いたので残念です。でもその状況の中、3番目をキープできたのは不幸中の幸いでした」と斎藤。「第1戦はポールを取ったため先頭を走っていたのですが、今回は後ろなので、そのメリットを生かしてタイヤを守りながら様子を見て飛び出したいと思います」と締めてくれた。 >>三浦愛(左)が監督を務める「チームM」へと移籍した斎藤愛未(右) ここまでの3人だけがベストタイム、セカンドベストとも2分0秒台で揃えており、2戦とも3人の争いであることを感じさせていた。 ちなみにスポットで今季初参戦の池島実紅だが「今回はいないものだと思ってください」と控えめ。KYOJO経験者であり、その実力は誰もが知るもの。いきなり予選12位と好位置をキープしている点も見逃せないところだった。予選4位の佐々木藍咲はタイムアタックで成功した1人。予選中にピットインをうまく使いコースクリアな状況を作り出すことでタイムをあげた。ベストタイムは上位3人と並ぶ、2分00秒台を記録。 チーム体制としては斎藤のチームMが頭ひとつ抜け出しており、斎藤がいつ優勝してもおかしく無い状況。ただ、トップ3人のドライバーの腕は同等で、かなり激しいバトルが展開されることが予想された。しかしKYOJO各選手のレベルが上がっており、予選5位の平川真子をはじめ、昨年から参加の若き天才ドライバーである佐々木藍咲、富下李央菜、実力者である永井歩夢、岩岡万梨恵、ベテラン山本龍、荻原友美と続く。 【画像30枚】参戦ドライバーなどすべての画像を見る >>予選4位の佐々木藍咲 >>予選5位の平川真子 >>予選6位の永井歩夢 >>予選7位の山本龍 >>予選8位だったがペナルティで13位スタートとなった富下李央菜 >>予選8位の岩岡万梨恵 >>予選9位の萩原友美