初のJ1昇格を狙う岡山がPOファイナル進出! 山形に3-0快勝で“下剋上”達成、決勝では仙台と激突
山形は後半に退場者を出す
12月1日に開催されたJ1昇格プレーオフの準決勝で、今季のJ2で4位のモンテディオ山形と5位のファジアーノ岡山が前者のホームで対戦した。 【画像】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集! 立ち上がりから一進一退の攻防が続いたなか、決勝進出のためには勝つしかない岡山が最初に決定機を迎える。15分、左サイドからの田部井涼のマイナスの折り返しに反応した岩渕弘人がダイレクトで合わせたが、GK後藤雅明の好守に阻まれる。 一方、引き分け以上でファイナルに進める山形は、18分に敵陣ボックス手前の右寄りで小西雄大が倒されてFKを獲得。これを小西が直接狙うも大きく枠を外れる。 試合が動いたのは31分、岡山はボックス内で粘った一美和成のポストプレーから、パスを受けた本山遥が右足のシュートを流し込んで先制点を奪う。 さらにその3分後には、ゴール前の混戦から木村太哉が左足のシュート。これが岩渕に当たってゴールに吸い込まれて追加点を挙げた。このまま岡山の2点リードで前半を終える。 迎えた後半、反撃に出たい山形だったが54分、右サイドのタッチライン際で川井歩がファウルを受けて倒された後に相手の左足を蹴ってしまい、レッドカードを受けて退場となる。 その後、猛攻を仕掛ける山形だったがゴールが遠い。すると岡山は84分、藤田息吹のスルーパスに抜け出した木村がダメ押し弾を決めた。 このまま3-0で終了し、勝利した岡山がファイナルに進んだ。7日に行なわれるプレーオフ決勝では初のJ1昇格を懸けてベガルタ仙台と相まみえる。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部