Exa Enterprise AI、教育機関に特化した生成AIソリューション「exaBase 生成AI for アカデミー」
株式会社エクサウィザーズのグループ会社である株式会社Exa Enterprise AIは6日、法人向けChatGPTサービス「exaBase 生成AI」の教育機関特化型である「exaBase 生成AI for アカデミー」を提供開始すると発表した。 「exaBase 生成AI for アカデミー」は、小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、大学、高等専門学校など、学校教育機関での利用に特化したChatGPTサービス。ベースとなるexaBase 生成AIは、京都大学、神戸大学、福島大学などさまざまな教育機関に導入されており、「exaBase 生成AI for アカデミー」では、そうした教育機関への生成AI導入実績、これまでの知見や各校からのフィードバックが組み込まれているという。 具体的には、教職員向けには、シラバスの作成、各学生に合わせた課題作成の案出し、授業で利用する教材探しなど、また学生向けには、学習のアシスタント、就活面接ロープレ、写真から板書内容をまとめるといった、生成AIを使ったことがない・慣れていない教職員や学生でもすぐに使えるプロンプトを実装。必要な情報をテンプレートに入力するだけで回答を生成可能にしている。 また今後も、利用者のフィードバックをもとにプロンプトを開発し、有料にて提供する予定だ。 セキュリティ面では、学習データとしての利用禁止に加え、入力データを国内で完結させるなど、教育機関で安心して使用できる機能を搭載。さらに、日本マイクロソフトとの連携により、GPT-4oの提供も可能となっている。
クラウド Watch,石井 一志