富士山女子駅伝、30日号砲 名城大7連覇か、立命大の2冠か 24チームが争う
富士の麓で24チームが参加して大学女子駅伝日本一を争う「富士山女子駅伝(全日本大学女子選抜駅伝)」(フジテレビ、産経新聞社など後援)を翌日に控えた29日、静岡県富士市内で区間エントリーの発表と、監督会見が行われた。 大会7連覇を狙う名城大は、昨年2区区間賞の米沢奈々香(3年)を今年も2区に起用。レース最長の10・5キロを走る5区を主将の谷本七星(4年)に託す。 8連覇がかかった10月の全日本大学女子駅伝は4位。米田勝朗監督は「後々、必要な負けだったといえるように再出発した。2カ月でやってきたことを表現してほしい」と話した。 全日本を9年ぶりに制した立命大は全日本3区で区間新を出した主将の村松灯(4年)を2区にエントリー。立命大の杉村憲一監督は「優勝することを目標に油断することなく今日までやってきた」と2冠への意気込みを見せた。 拓大の不破聖衣来(4年)は、1年生時に10人抜きで区間記録を更新した5区に登録された。富士山女子駅伝は3年ぶりの出走となる。