カルバハルに続きミリトンも長期離脱のレアル・マドリー、グティ氏「右SBもCBもできるセルヒオ・ラモスを獲得すればいいじゃないか」
元レアル・マドリーMFグティ氏が、同クラブに対してDFセルヒオ・ラモスの獲得を勧めている。 セルヒオ・ラモスは何位?21世紀のレアル・マドリー最高の選手ランキング 9日にラ・リーガ第13節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのオサスナ戦(4-0)に臨んだマドリーは、前半にFWロドリゴ、DFエデル・ミリトン、MFルーカス・バスケスが負傷。とりわけミリトンは右ひざ前十字靭帯の完全断裂の重傷を負い、長期離脱を強いられることになった。 DFダニ・カルハバルに続く重傷者が出たことで、DFの選手層がさらに薄くなったマドリーだが、そこでグティ氏はグティ元チームメートのS・ラモスの獲得を提案。解説を務めるスペイン『DAZN』で、次のように語った。 「アンチェロッティの顔を見てほしい。昨季重傷から復帰したミリトンが、どれだけ重要な存在かがうかがえる。カルバハルに次ぐ重傷者で、アラバも長期離脱から復帰しようとしている状況なのに……」 「マドリーは市場に赴く必要がある。セルヒオ・ラモスが所属チームがない状態じゃないか。彼は右サイドバック、センターバックとしてプレーできるし、獲得のコストはゼロだ。昨季はセビージャに所属して、素晴らしいプレーを見せていた」 「市場を見て、今後10年間プレーできる選手がいるならば、大金を支払えばいい。でも来季も戦力にできるかどうか分からない選手を見て迷っているならば、セルヒオを獲ればいいよ」 「彼はマドリーをホームにしていた男で、昨季もバリバリやっていた。今もコンディションづくりに抜かりがないし、今後の6カ月貢献してくれると思うよ」 セルヒオ・ラモスは2005年からマドリーに16年間在籍し、5回のリーグ優勝や4回のチャンピオンズリーグ優勝に貢献。精神的支柱の名キャプテンとしても知られる。昨季は下部組織から過ごした古巣セビージャでプレーしたが、今季は無所属で加入するクラブを探している状況だ。