【FAプロテクト予想】九里亜蓮獲得のオリックスのプロテクト選手を予想
広島東洋カープから海外FA権を行使していた九里亜蓮が、オリックス・バファローズへ移籍することが決まった。九里の今季年俸は1億4千万円(推定)で、Bランクと見られている。そのため人的補償が発生する可能性もある。本記事ではオリックスが広島に提出する28人のプロテクトリストを予想する。 佐々木朗希の移籍先、米メディアが予想する有力候補TOP10は?
投手は宮城大弥ら13人
まずは投手を見ていく。先発はエースの宮城大弥をはじめ、田嶋大樹、曽谷龍平、山下舜平大、東晃平をプロテクト。実力・実績もあり、来季の先発ローテーションを支えて欲しい投手たちだ。 中継ぎでは投手キャプテンの阿部翔太に、山岡泰輔、山田修義、吉田輝星、古田島成龍をリストアップ。今季のブルペンを支えた投手、今季は結果を出せなかったが実績がある投手などを選んだ。さらに若手有望株の齋藤響介、故障から復帰した椋木蓮、大ベテランの平野佳寿をプロテクトし、合計13人とした。 投手成績は良かったオリックスだが、規定投球回に達した投手がいなかったことや、昨オフに西川龍馬の人的補償で日髙暖己が移籍していること、広島が九里に代わる先発を狙う可能性があることから、先発を厚めにプロテクトしている。 【プロテクト】 山下舜平大、東晃平、宮城大弥、椋木蓮、平野佳寿、曽谷龍平、山岡泰輔、阿部翔太、吉田輝星、齋藤響介、田嶋大樹、山田修義、古田島成龍
捕手は若月健矢ら3人
続いて捕手を見ていく。今季主にマスクをかぶった若月健矢に、指名打者・外野との併用だった森友哉、一塁のみでの出場だったが捕手登録の頓宮裕真をプロテクト。 広島の捕手事情を見ていくと、打力もある坂倉将吾をはじめ、會澤翼、石原貴規が一軍で活躍。ファームには楽しみな若手が複数いるなど充実しており、最低限の枠とした。 【プロテクト】 若月健矢、森友哉、頓宮裕真
内野手は紅林弘太郎ら7人
内野手はレギュラー候補の紅林弘太郎、太田椋、宗佑磨に加え、ユーティリティ性を発揮した西野真弘、主に外野で出場した中川圭太、若手有望株の内藤鵬、横山聖哉をプロテクトした。 広島の内野陣は菊池涼介、小園海斗、矢野雅哉が鉄壁の布陣を敷き、上本崇司、田中広輔、羽月隆太郎、堂林翔太がおり、ここにドラフト1位の佐々木泰が加わるなどタレント揃い。内野で獲得するなら打力のある選手となるだろう。 【プロテクト】 西野真弘、宗佑磨、紅林弘太郎、内藤鵬、太田椋、横山聖哉、中川圭太