結婚は大谷翔平をどう変えたのか? 監督へのプレゼントも「実際は真美子だと思うよ(笑)」家族との時間が生んだ“ある変化”「1人でいるよりも…」
今季序盤の4月23日。敵地でのナショナルズ戦で、ドジャースの大谷翔平は「人生の中でトップクラス」という2戦連発の6号アーチを架けた。 【写真】レッドカーペットを歩く大谷翔平と真美子夫人が華麗すぎる! 愛犬デコピンとの超カワイイ3ショットも…家族にもチームメイトにも愛される“大谷さんの日常”を一気に見る(全160枚) 打球速度は118.7マイル(約191km)。本塁打では自己最速の衝撃弾に、チームメートのジェームズ・アウトマンは「巡航ミサイルのようだ」と表現した。
「打者専念」のシーズンに伴う難しさ
その試合の後だった。好調の大谷に対して打者専念で投球の準備がない分、打撃に集中できるプラス面を感じているかと問われ、プラス面だけでなく、マイナス面も口にした。 「時間的に余裕があるのはもちろん、体調が管理しやすいというのはその通りだと思うが、(打撃を)考える時間が長すぎてもよくない。基本的に練習時間だったり、データを見る時間は例年と一緒にしている」 打者専念のシーズンは難しさも伴うというのが大谷の考えだった。 体調的には当然二刀流より、体力を奪われることはない。ただ、その分、打撃を余計に考えすぎて状態を崩す、もしくは悪化させてしまう懸念を感じていた。投手をやれば、自然と切り替わる。これまで投手をやっている時に、打撃のヒントを得ることもあった。 右肘手術で、1度目の打者専念となった2019年はなかなかその切り替えができなかったという。 だが、今季は打者で圧倒的な成績を残した。終わってみれば、史上初の「50-50」(54本塁打、59盗塁)を達成するメモリアルイヤーとなった。
「1人でいるよりも…」家族との時間が生んだもの
162試合を戦い抜いたシーズン最終戦。3冠王にも迫ろうかという勢いで絶好調を維持して終えたコロラドの地で、大谷は真美子夫人、愛犬デコピンのサポートについてこう語った。 「1人でいるよりも、野球以外を考える時間も多くなった。それがいい方向(に向いた)。グラウンドにいるときに野球に集中できるようになったのかなと思った」 1人の時は自然と野球に頭が向かう。不振に陥れば、なおさらドツボにハマるケースもある。大谷がこだわる「シンプルに考える」ことを遮られる。だが、今季はスランプを長引かせることはなかった。 今夏、家で野球のことを考えるかと聞かれ、「もちろん、家で考えることもあるし、考えない方がいいなと思う時もある。それは場合による」と語った。考えない方がいいと思っても、考えてしまう負の連鎖が、今年はあまりなかったのだろう。 「基本的にはあまり球場にいないようにはしている。球場にいる時は集中して、トレーニングがある日、ない日を逆算してやることだけしっかりやりたい。なるべく無駄な時間は球場にいる時は省きたい。球場ではなるべくギュッとしたい」 球場で仕事に集中する。もちろん、家でバットを握る時もあるというが、真美子夫人との、家族との時間が、オンとオフのバランスをうまく調節したようだ。
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