現役ドラフト、今年も「ドラ1」は対象になるのか “あり得そう”な選手を探ってみた
それ以外でも佐藤直樹(ソフトバンク)、渡部健人(西武)などパ・リーグに候補となりそうな選手が多い印象を受ける。トレードや現役ドラフトでの移籍は“放出”と表現されることも多く、どうしてもネガティブな印象を受けやすいのが日本球界の特徴だが、トレードでも2018年ドラフト1位の吉田輝星(日本ハム→オリックス)が今シーズン移籍をきっかけに成績を大きく伸ばしている。ドラフト1位で入団しているということを元々ポテンシャルの高い選手ということであり、現役ドラフトをきっかけにブレイクするケースが増えることを期待したい。(文・西尾典文) 西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間400試合以上を現場で取材し、執筆活動を行っている。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員。
西尾典文