【日本郵便Honda Dream TP】2024 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦 SUPERBIKE RACE in OKAYAMA
ST600クラスは、足の負傷を抱えている小山知良が健闘。
ST600クラスは、足の負傷を抱えている小山知良が健闘。予選4番手から好スタートを見せ3番手でオープニングラップを終えトップグループにつけるが徐々に遅れてします。それでも痛みに耐えながらHonda最上位を争っていた。 レースも残り5周を切った15周目のMCシケインで転倒があり赤旗が提示。そのままレース成立となり小山は5位となった。 一方、公開テストから苦戦してきた大和颯は、決勝でレースウイーク一番の走りを披露。11位となりST600初ポイントを獲得した。
高橋巧は、最終戦での巻き返しを狙う。
JSB1000クラスの高橋巧は、前戦オートポリスで3位表彰台を獲得。その勢いを岡山に持ち込みたいところだったが、公開テストからマシンが決まらず予選は8番手。 決勝朝のウォームアップ走行でもマシンセットを変更して決勝に挑むが、セカンドグループでのバトルとなってしまう。赤旗中断があり、セッティングを変更して再スタート後は、フィーリングが良くなったもののライバルをかわすことができず9位フィニッシュ。 不本意なレースとなっただけに最終戦での巻き返しを狙う。
日本郵便HondaDream 選手コメント
■JSB1000クラス #33 高橋巧 選手コメント 結果は見ての通り悲惨なレースで思うように走れませんでした。前戦表彰台に乗れた流れを継続できなかったので、最終戦に向けては切り替えていきたいです。 オートポリスはタイヤが厳しいサーキットで、ある程度マシンもまとまっていましたが、今回はマシンのセッティングを詰めきれず、タイヤマネジメントもうまくできない状態でした。赤旗でレースの中断がありましたが、再開後の方が多少セッテングを変更できたので少し良かったと思います。改めてレースって難しいなと思いました。 次戦の鈴鹿は8耐で勝っていますし、得意なサーキットだと思っています。開幕戦はうまくいきませんでしたが、最終戦の方がコンディションが良いと思うので一年間かけてマシンを作ってきたことが無駄ではないということを証明したいです。 最後に良い結果を残してシーズンを終えたいと思うので、次も応援よろしくお願いいたします! ■ST600クラス #5 小山知良 選手コメント 今回は表彰台が不可能ということは自分でも理解していたので、ラッキーがない限りは厳しいと思っていました。予選で2列目に並べたのでスタートだけでも決めて最初の3周だけでもトップ争いについて行けたらと考えていたので、そのミッションはクリアできました。自分のペースも予選のラップタイムに近い状態で周回していたので、決勝では良いタイムを刻めたと思います。 トップ3は予選でも結構良いタイムを出していたので、彼らのアベレージタイムは僕が限界で走っている中でも余裕の走りだったと思います。その中でついていくのは厳しかったです。それでも3周くらいついて行けたので得るものはありました。 今年チェッカーを受けたレースはもてぎだけだったので、足の問題はありましたが、ようやくレースをすることができ、車体も乗り心地も良く、まだ足りない部分もありますがようやく楽しく走れました。苦しい状況が続いていますが、腐らずに頑張れば必ず笑える時が来ると思います。 今は必死にもがいていますが、もがいているKoyamaxを現地に応援に来ていただけたらそれが僕の力になります。ぜひ鈴鹿に来られる方は応援をお願いいたします。 ■J-GP3クラス #12 岡崎静夏 選手コメント 予選と同じ順位でのチェッカーなので最低限の結果だと思います。前戦も今回も予選は2列目までに入ればいいと考えていた中、6番手でスタートをしました。スタート直後に隣のライダーがかなり接触してきた感じで、それが原因で順位を落としてしまいました。トップグループにもその時点で差ができてしまったので、2列目だから大丈夫と思っていたのが間違えでした。予選からもっとしっかりとタイムを出さないといけません。 レースの途中でもバトルがありましたが、前のライダーのミスで道が無くなり、シケインでゼブラを走ってしまいそうなことがありました。そういうことを考えるとフロントロウやトップグループにいることができれば、起きなかったことだと思いますし、常にトップを目指さなければいけなかったと反省するレースでした。 今回の6位という成績がすごく悔しくて、最終戦では笑顔で皆さんの応援に応えられるように頑張りたいです。鈴鹿まで少しだけ時間があるのでしっかりトレーニングをして、もう一個レベルが高いところで走れるように準備していきます。 今回も、たくさんの応援を本当にありがとうございました。鈴鹿では皆さんの熱い応援をしっかりと成績に繋げて、今度こそトップグループで勝負ができるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いいたします。