ヤンキース、22年MVPゴールドシュミットと合意…単年19億で37歳ベテラン獲得…世界一奪還へ続々補強、打線にMVP経験者4人に
複数の米メディアは21日、ヤンキースがカージナルスからFAとなったポール・ゴールドシュミット内野手(37)と1年1250万ドル(約19億5000万円)で合意したと報じた。ヤンキースは一塁手のリゾがFAとなっていた。 ゴールドシュミットは2022年にMVPを獲得し、メジャー通算362発の右の巧打者。スポーツ専門サイト「ジアスレチック」によれば、ヤンキースの主砲ジャッジとはオフにトレーニングを一緒にし、打撃談義に花を咲かせる仲だという。ヤンキース打線はジャッジ、スタントン、ベリンジャー、ゴールドシュミットと4人のMVP経験者を並べ、ドジャース打線の3人を上回った。 ヤンキースは、メッツ入団が決まったソトの争奪戦に敗れたが、その後、次々と補強を敢行。投手陣は左投手史上最高額となる8年総額2億1800万ドルでフリードを迎え入れ、守護神としてブルワーズからデビン・ウィリアムズをトレード獲得。野手ではカブスとのトレードで左の主砲ベリンジャーを得て、今回はベテランとの契約をまとめたようだ。 今季、2009年以来15年ぶりにワールドシリーズに進出したが、ドジャースに1勝4敗と力の差を見せつけられて完敗。「世界一」奪還に向け、投打で戦力を整備している。
中日スポーツ