朝ドラ「あんぱん」今田美桜と北村匠海が高知の大自然の中でクランクイン!
NHK総合ほかで、2025年度前期に放送される連続テレビ小説「あんぱん」(日時未定)。8日にヒロインの朝田のぶを演じる今田美桜とその夫・柳井嵩(やないたかし)を演じる北村匠海が高知でクランクインを迎えた。 “朝ドラ”第112作となる「あんぱん」は、アンパンマンを生み出した漫画家・やなせたかしさんと小松暢さんの夫婦をモデルとした物語。やなせさんが「アンパンマンのマーチ」の歌詞を生み出した背景には、戦前・戦中・戦後と激動の時代を、ちょっと気が弱くて自信のない彼と共に生き、けん引し続けた“ハチキンおのぶ”こと暢さんの存在があった。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどり着くまでを描き、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気を届ける。
これから長丁場の撮影が始まる今田は、「クランクイン初日はいつも少しソワソワして緊張するんですが、今回は不思議とあまり緊張せずリラックスして撮影に入ることができました。それはなんといってもスタッフの皆さん、そして高知の皆さんが心地よく迎え入れてくださったからです。走るシーンから撮影は始まりましたが、『いだてんおのぶ』のまま撮影に臨むことができました。とても楽しい高知での撮影でした」と明るい表情を見せた。 続けて、「高知県は今の時期とても暑いと聞いていましたが、『こんなにも暑いのか』とびっくりしました(笑)。また、川沿いや海でも撮影を行いましたが、このような大自然のもとできっと暢さんとたかしさんは過ごしてきたんだと思いをはせました。これからも撮影は続きますが、ぜひ放送を楽しみにしていただけたらうれしいです」と高知での撮影の様子を語った。
柳井を演じる北村は「今回、高知で撮影を行ったことが、より一層『あんぱん』の世界観に僕たちを引き込んでくれたと感じるほど、ものすごくいい経験でした。これから僕たちは、さらに役を掘り下げてなじませたり、いろんな会話をしたりしながら進んでいきますが、まず最初に高知で撮影を始められたことがすごく良かったと思います」と感謝を述べた。 さらに、「高知は本当にご飯がおいしくて、この大自然の中で住んでいる人や動物、植物などすべてがのびのびとしている、とてもいい空気の土地だと感じました。『そりゃ、ご飯もおいしいし、人も温かい方ばかり』とすべてがうなずける時間でした。現地の方の『あんぱん』への応援も肌で感じましたので、しっかりと作品で返せるようにこれから約1年間の撮影頑張ります」と気合の表情を見せた。