ヤクルト・奧川 地元・石川で選手会主催イベント 能登半島地震からの復興へ「明るいニュースを届けたい」
日本プロ野球選手会が主催するイベント「応援しよう能登!スポーツフェスタ」が8日、石川県内各所で開催された。 七尾市内のイベントにはヤクルト・奥川恭伸投手、巨人・山瀬慎之介捕手、ロッテ・岩下大輝投手らが参加。約300人の小学生とゲームなどでふれ合った。 3人は地元・星稜出身。プロ5年目の今季、復活の3勝を挙げた奥川は「能登で地震が起きて、僕も心配していた。元気な子どもたちの姿が見られて本当に良かったですし、安心しました」と話した。 地震発生は今年の1月1日。もうすぐ1年が経つ。石川県かほく市出身の奧川は当日、実家近くの親戚宅にいて地震に遭遇した。 「まだ復旧は進んでいない。本当に能登の皆さんは辛い思いをされたと思う」。地元を思う気持ちは人一倍。「石川県の復興のためにも、皆さんの元気のためにも、いい活躍ができるように。石川県に明るいニュースをたくさん届けられるように頑張りたい」と誓った。