「朝の数周でかなり調子が良いことがわかった」KTMのビンダーが初日トップタイムをマーク/MotoGP第16戦日本GP
10月4日、栃木県のモビリティリゾートもてぎにて、MotoGP第16戦日本GPのフリー走行1回目とプラクティスが行われた。午後のプラクティスでトップタイムをマークしたブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)が、金曜日のセッションを振り返った。 【写真】ブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング) 「今日のプラクティスセッションで最速タイムを出せて本当にうれしいよ。とても良いスタートが切れた。正直なところ、今朝何周かした時から、すでにかなり良い感じだったんだ。全部がとてもうまくいったよ」 「午後のプラクティスの最初のほうで、ちょっとしたハプニングがあったんだ。振動がすごくて、ブレーキを交換しなければならなかった。その後、再びコースに出て何周かして、それからタイムアタック用のタイヤを装着した」 「新品タイヤを履いたとたん、すごく良いフィーリングになった。バイクはとても良い状態だから、明日はレースペースを上げて、強い走りができることを期待しているよ」 「僕はミディアムタイヤがとても良く感じた。ソフトタイヤは、今朝の感触ではまあまあだったけれど、午後に最初に使ったものはミディアムより悪かった。フレッシュのソフトタイヤを2本入れたら全然違う感じになってしまったんだ。そこに関しては、もう少し確認する必要があるね」 「ストレートでのスピンが多いけれど、それはみんな同じだと思う。今のところどうしようもない。ここでは昨年もその前も良かったし、このままの感じで行きたいね。このコースが僕たちに合っているのは明らかだから。アドバンテージをフルに活用しようと思う」 昨年の日本GPでも初日をトップタイムで終えていたビンダーは、翌土曜日のスプリントレースで2位表彰台を獲得している。今年も同じように、良い流れをレースに持ち込めるだろうか。 [オートスポーツweb 2024年10月04日]