三重県出身の最強スプリンター・上山紘輝選手に密着!“急成長”の秘密に迫る
パリ五輪でのメダル獲得が期待される、三重県出身のスプリンター・上山紘輝選手。急成長の秘密を探るべく、中京テレビ「キャッチ!」は上山選手の練習に密着しました。
憧れのパリ五輪へ!「三重のレジェンドを超えたい」
「(パリ五輪に向けた)シーズンインなんで楽しく気持ちよく走れたらオッケーです」 そう語るのは、三重県松阪市出身のスプリンター上山紘輝選手、25歳。先月14日、地元・三重県で今シーズン初戦となるレースに挑みました。コーナーを開けると一気に加速する走りをみせ、見事2位以下を大きく突き放し1着でゴール。大会後、「もう少しタイムがいきたかったでも初戦にしてはいいかなと思いました。(パリ五輪は)勝ち取る気でいるので」と五輪への思いを話しました。 オリンピック出場を目指し、急成長を続ける上山選手。去年9月のアジア競技大会200mで金メダルに輝くと、今月4月には世界リレーにおける4×100mリレーの第3走者として、パリオリンピックの出場権獲得に貢献しました。
地元での表彰式に出席すれば、会場の人々からサインや写真撮影などを求めらる人気ぶり。周囲の反応に対して、上山選手は「上には上がたくさんいる」と話し、続けて「オリンピック金メダリストの野口みずきさんは(宇治山田商業)高校の先輩にあたる。今日司会をしていた土性沙羅さんもリオ五輪で金メダルを取られている。松阪市のすごい方たちに負けないようにがんばりたい」と地元出身のオリンピアたちに憧れを示しました。
多彩なスプリント・ドリルで“走りの確認”
中京テレビ「キャッチ!」は、上山選手の強さの秘密を探るべく、練習に密着。中京テレビ・赤木由布子アナウンサーがやってきたのは、兵庫県伊丹市にある住友電工の専用グラウンド。住友電工の陸上部には、泉谷駿介さんや多田修平さんなど陸上界のスターが多数所属しています。
「おはようございます」とグラウンドにやってきた上山選手。人気ファーストフード店で買ってきた朝ご飯を食べながら、「ファーストフードを食べているけど、飲み物は野菜ジュースにしています。これも撮ってください(笑)」と取材スタッフとトーク。この自然体こそ、上山選手の魅力のひとつです。