入院患者に点滴中のチューブ切断したか 元看護師の28歳の女を逮捕=静岡県警
静岡県沼津市の公立病院で当時、勤務していた看護師が患者が使用中の点滴のチューブを切断したとして、警察に逮捕されました。 器物損壊の疑いで逮捕されたのは、静岡県富士市に住む保健師の女(28)です。警察によりますと、保健師の女は、2024年2月21日午前9時頃、当時、看護師として勤務していた沼津市立病院で患者が点滴を受けるため、使用していたチューブ1本を切断した疑いが持たれています。 病院によりますと、保健師の女は2019年4月に正規職員として採用され、勤務態度や行動で特に問題はなかったということです。保健師の女は事件当時は入院病棟を担当していて、2024年3月31日に本人からの申し出で退職しました。 警察によりますと、点滴をしていた患者は大部屋に入院していて、点滴チューブの切断に伴う体調の異常などはなかったということです 警察は2024年4月に病院からの相談を受け、捜査を進め、6月、病院が被害届を提出していました。 警察は保健師の女の認否や何を使って点滴チューブを切断したのかなど、明らかにしていません。警察は、保健師の女がなぜ、点滴チューブを切断したのか、動機や余罪の有無などを追及する方針です。
静岡放送