台湾オープンで優勝した飯塚翔太（写真は23年アスレチックスチャレンジ）

世界陸連（WA）コンチネンタルツアー・ブロンズの台湾オープンの2日日が6月2日に台北市で行われ、男子200mはブダペスト世界選手権代表の飯塚翔太（ミズノ）が20秒65（±0）で優勝を飾った。 【動画】台湾オープン男子200mのレースをチェック 前日に続いて、大雨のなかで行われた大会には日本勢が多数エントリー。男子200mには飯塚と上山紘輝（住友電工）が出場し、予選では東京五輪金メダリストのA.デグラス（カナダ）が20秒30（＋2.2）をマークするなか、上山が20秒72、飯塚が20秒86で通過した。 決勝ではデグラスが欠場し、飯塚と上山の一騎打ちの様相を呈するなか、150mを過ぎて突き抜けた飯塚がトップでフィニッシュ。上山が20秒81で2位を占めている。 男子400mハードルでは昨年の日本選手権優勝者の小川大輝（東洋大）とブダペスト世界選手権代表の児玉悠作（ノジマ）による接戦となり、小川が49秒43で1位。児玉は0.01秒差の2位となった。女子走幅跳では6m37（＋0.6）を跳んだ秦澄美鈴（住友電工）が2位。髙良彩花（JAL）が6m06（±0）の4位。 このほか、女子800mは塩見綾乃（岩谷産業）が2分05秒99と大会記録を上回って2位。男子走幅跳の津波響樹（大塚製薬）、女子走高跳の青山夏実（ダイテックス）もそれぞれ2位となった。