「彼は輝いていた」26歳で突然死したモンテネグロ代表GKサルキッチ、指揮官が追悼のメッセージ「どれだけ褒めても足りない人物だった」
母国の自宅で突然死してしたモンテネグロ代表GKマティヤ・サルキッチ。ミルウォールのニール・ハリス監督が別れを惜しんだ。 ミルウォールは15日、サルキッチが自宅で亡くなったことを発表。モンテネグロのブドヴァのアパートで息を引き取っていた。 2023年8月にウォルバーハンプトンからチャンピオンシップ(イングランド2部)のミルウォールに加入したサルキッチ。2023-24シーズンは、33試合に出場し、正守護神としてプレーしていた。 そんな中の突然死。ハリス監督は、少し前までトレーニング場で顔を合わせていた選手の死を悼んだ。 「先週の木曜日、私はトレーニング場で彼と一緒にいたが、彼は満面の笑みを浮かべ、モンテネグロの家族に会うことをとても楽しみにしていた。彼は輝いていた」 「彼は毎日笑顔でやってきて、ただもっと上手くなりたいと願っていた。彼はとても意欲的で、自分自身に対して高い志を持っていた」 「人間としても、またプロとしても、彼をどれだけ褒めても足りないぐらいだ。彼は試合を愛し、自分の仕事を愛していた」 「人々が彼のことをとても好意的に語っているのを読んでも、驚くことはない。彼らは彼の輝く笑顔や人柄、そして善意について語っている」 26歳という若さで生涯を終えてしまったサルキッチ。選手としての能力だけでなく、人間性も優れていたことで、周囲の人の傷は大きい。 「こんなに若くして、こんなに素晴らしい人が亡くなったと知った時の悲しみは想像できない」 「私にとって、とても感慨深いのは、私自身も22歳の息子がいて、マティはほんの数歳年上だったということだ」 「まず最初に、彼の両親と兄弟のことを思いやらなければならない。彼は素晴らしい息子であり、素晴らしい兄弟であり、本当に思いやりのある良い人間だった」 「家族にとっても、我々のクラブにとっても、悲惨なニュースだ」 シーズン終了後に、悲しい出来事が起こってしまった中、ミルウォールは本拠地では、ファンが花や追悼の品を手向けており、哀悼の記帳も行われているという。 「マティは我々を代表することを本当に誇りに思っており、この本にはたくさんの人がサインをするだろう」 「今後数週間、数カ月の間に、様々な追悼が行われる予定だ。我々はすでに、マティの人生だけでなく、我々のクラブでの彼の時間にも敬意を表し、その方法について舞台裏で話し合いを始めている」
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