【球団担当が注目】2024年DeNA “進化”へ注目ドラ1がOP戦首位打者 ハマの左腕エース継承と守護神奪回への覚悟
昨季、球団史上初の交流戦優勝を果たすなどシーズン序盤から首位に立った三浦大輔監督率いるDeNA。しかし、チームは交流戦以降に失速し、終わってみれば3位。 【画像】歌を口ずさみながら自転車で移動するDeNAドラフト1位ルーキー・度会隆輝選手 さらにオフに待っていたのは主力選手の退団でした。エース・今永昇太投手がメジャーリーグのカブスへ移籍。2度の月間MVPを獲得するなど獅子奮迅の活躍を見せたバウアー投手はメジャー復帰を目指しチームを去りました。 その二人に加えて、長年チームを支えたソト選手がロッテへ移籍、エスコバー投手もカブスとマイナー契約を結びました。 今季は“横浜進化”をスローガンに掲げ、26年ぶりのリーグ制覇を狙います。
■ハマの新左腕エース 覚悟のフォーム変更で“進化”
エースとして長年チームを支えた今永投手が抜けた今シーズン。新エースとして期待がかかるのが、開幕投手にも指名されている東克樹投手です。 2018年に11勝をあげ、新人王を獲得した東投手ですが、その後はケガに悩まされるなど苦しむシーズンが続いていました。 しかし昨季、「何かを変えなきゃいけない」という覚悟の元、投球フォームをオーバースローから高校時代に経験のあったスリークォーターに変更。 この変更により、球持ちが向上し、リリースポイントも安定するようになりました。 さらに投球の際の体の使い方自体も変化したことにより、スライダーの変化量や軌道が変化。変化量は約50センチを誇り、投球の軸として威力を発揮。 16勝3敗、防御率1.98の好成績で最多勝&最高勝率のタイトルを獲得するなど大躍進しました。 今季については「しっかりと先発の役割を果たしてチームの柱になれるように結果で示せていければいいかな」と、チームの柱としての臨むシーズンとなります。
■ニュースター誕生なるか 即戦力ドラ1がオープン戦首位打者で猛アピール
今季、チームで最も注目されているのが、ドラフト1位ルーキー・度会隆輝選手。 元ヤクルトの度会博文さんを父に持ち、秋のドラフト会議では社会人ナンバーワン野手として、3球団が1位で指名しました。抽選の結果、三浦監督がくじを引き当て、チームに加わりました。