【球団担当が注目】2024年DeNA “進化”へ注目ドラ1がOP戦首位打者 ハマの左腕エース継承と守護神奪回への覚悟
即戦力として大きな期待がかかる度会選手。初の実戦デビューとなった2月10日の紅白戦ではタイムリーを含む3安打といきなり結果を残しました。 勢いにのった度会選手は対外試合15試合連続安打、オープン戦では打率.434で首位打者となるなど開幕スタメンへ向け猛アピールを見せました。 実戦で結果を残し続けている理由について、度会選手は、「温かいファンの方がたくさんいて、応援していただいてすごい力になっていますし、そのおかげで打てている。ファンの皆さんのためにもしっかりと活躍して勇気づけられるように頑張りたい」と、ファンの声援が力になっていることを明かしました。 ファンの声援を力に変え、チームに勝利をもたらす一打に期待が高まります。
■守護神奪回で偉業達成か それとも新守護神誕生か
今季、注目されているのがチームの守護神争い。侍ジャパンでも活躍した山崎康晃投手が長年チームのクローザーを担ってきました。 しかし昨季、山崎投手は5月の防御率13.50となるなど苦しむと、シーズン中に守護神から配置転換を余儀なくされました。 山崎投手の配置転換以降、守護神を担った森原康平投手や防御率1点台の安定感を誇るウェンデルケン投手、セットアッパーの伊勢大夢投手などとの競争になる守護神の座。
復活へ向け、山崎投手は1月の自主トレで「僕としては(昨季)全く力になれなかった。今年、このチームで誰よりも成長して自分自身、心を鬼にして追い込んでキャンプ初日からブルペンでチームを引っ張っていきたい」と決意を語りました。 その言葉通り、8キロの減量でキャンプインすると初日からブルペンで精力的に投げ込んでいました。 山崎投手はこれまで通算227セーブをあげていて、名球会入りの条件となる通算250セーブまであと23セーブに迫っています。 守護神奪回の先に待つ偉業達成へ向け、山崎投手は「去年すごい悔しいシーズンを送ったんで、今年守護神に返り咲けるように。そして、250セーブの大台が待っていますので、通過点にできるように頑張っていきたい」と意気込みを語りました。