早大5連勝で明大と勝ち点で並ぶか?筑波大が意地を見せるのか。
早大が帝京大を破り、首位争いが混とんとする関東大学ラグビー対抗戦Aは、11月8日現在、明大が5戦全勝で首位。これを4勝1敗の帝京大、4勝の早大、3勝2敗の筑波大が追う展開になっている。対抗戦グループの勝ち点は、リーグワンとは違い、勝ち=5点、引き分け=3点、負け=1点、ボーナス点は3トライ差以上の勝利、7点差以内の負けに1点を与える方式だ。すべて3トライ差以上で5連勝の明大は30点満点、4連勝の早大は、6点×4で24点。帝京大は早大に負けても1点を獲得し、25点で2位というわけだ。
11月10日(日)、埼玉県の熊谷ラグビー場では3位の早大が4位の筑波大と対戦する。11月3日の全勝対決で帝京大を48-17で下した早大は、WTB田中健想が5トライ、SO服部亮太が2トライと、1年生が大活躍。特に服部のロングキックはインターナショナルクラスの飛距離で帝京大を苦しめた。スクラムでも優位に立った早大は大いに自信をつけた。対する筑波大は同日、秩父宮ラグビー場で行われた第一試合で明大に0-31という完封負けを喫した。チャンスを作りながらも明大の鉄壁のディフェンスを前に無得点。嶋崎達也監督はセットプレーで圧力を受けたこと、少ないチャンスを失ってしまったことを振り返り、「秩父宮で青山学院戦に負けてから、ここを見据えながら迎えたのですが、思ったようにいきませんでした」と唇をかんだ。