早大5連勝で明大と勝ち点で並ぶか?筑波大が意地を見せるのか。
筑波大は先発15名では明大戦から4名の変更がある。FL出光徹(3年)は前節のリザーブから先発となり、先発した高木海斗(3年)はリザーブへ。BKでは中野真太郎キャプテン(4年)が先発復帰し、大畑亮太(4年)がリザーブ。同じく13番のCTB岡本泰一(1年)がリザーブから先発に上がり、前節ゲームキャプテンを務めた堀日向太(4年)がリザーブに下がった。そのほかFB永山丞(3年)が今季(対抗戦)初のメンバー入り。増山将(2年)がFBからWTBへ移動。BKラインの編成が大きく変わったことになる。
早大の佐藤健次キャプテンは、帝京大戦の勝利を喜びつつ、「きょうの勝利で優勝が決まったわけでもありませんし、まだまだ課題が見つかりました。これからもっともっと練習の雰囲気をあげていきたいと思います」と手綱を緩めなかった。帝京に対しては、服部のキックで地域を獲得し、スクラムでも優位に立って終始主導権を握っていた。筑波大に対しても序盤から圧力をかけるだろう。3トライ差をつけて勝てば6点を加算して、今週は試合のない明大と30点で並ぶ。
対する筑波大も、日本一のという高い目標を掲げてシーズインしながら、このまま後退するわけにはいかない。対抗戦の残り試合の相手は早大、帝京大。思いきりの良い攻撃で波乱を起こしたい。筑波大のリザーブには佐賀工業高校出身の1年生SH井上達木がいる。高校時代、切磋琢磨した友・服部亮太との直接対決も実現すれば見逃せない。
村上 晃一