欧州移籍を推薦!? 外国人アドバイザーが激推しする高校サッカー最強の逸材(3)完璧なフィニッシャー! 「小さなインザーギ」
12月28日に開幕した第103回全国高校サッカー選手権大会。ここには、未来の日本サッカーを担っていくであろう逸材たちが数多く存在している。その中でもとくに注目すべきは誰なのか。今回は、公認スカウトの資格を持ち、数々の国際的な移籍に携わってきただけでなく、日本サッカーにも精通するイタリア人アドバイザーのフランチェスコ・ヴィッラ氏に、高校サッカー最強の逸材を選んでもらった。(選出・文:フランチェスコ・ヴィッラ、翻訳:佐藤徳和)
FW:山下景司(やました・けいじ) 生年月日:2006年12月21日 所属:大津(熊本) 大津高校は才能ある選手が豊富なチームで、多くの選手が名前を挙げられるべきですが、この10人のセレクトから山下景司を外すことはできません。 スピードのあるアタッカーで、今年は印象的な数字でその得点力を際立たせました。2024年のプレミアリーグWESTで20得点もマークし、文句なしの得点王に輝いています。 山下は、大津高校のように素晴らしいサッカーを展開するチームにとって完璧な攻撃のフィニッシャーであることを証明しました。常にエリア内で、正しい場所に、正しいタイミングで位置する能力に優れています。また、ミドルシュートやチームメイトへのアシストでもその才能を見せつけました。 それだけでなく、エネルギーを惜しまずに相手にプレッシャーをかけ、重要なボールを奪うなどして、チームを助けます。“小さなピッポ・インザーギ”は、全国の舞台でも輝くでしょう。
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