毎日缶ビールと酎ハイを1本ずつコンビニで買ってくる夫。毎日コンビニに行くよりもスーパーでまとめ買いしたほうが安いですよね?
缶ビールやチューハイを帰り道のコンビニでつい購入してしまう人もいるでしょう。毎日のことであれば、費用が気になるものです。 本記事では、コンビニとスーパーで価格差が発生する理由や、まとめ買いをすることで得られるメリットについて解説していきます。コンビニよりもスーパーのほうがお得な理由を理解しておきましょう。 ▼夫婦2人で「6缶パック」のビールを1週間で消費! これって飲みすぎ? 健康のためにもやめるべき?
コンビニとスーパーの価格差はなぜ生まれる?
コンビニで販売されている商品の価格は、一般的にスーパーよりも高い傾向です。価格差が発生する理由を解説します。 まず、コンビニの運営方式です。フランチャイズ方式で運営されている店舗は、売り上げの一部を本部に納める必要があります。その利益分は店舗が負担しなければならないため、販売価格を上げざるを得なくなります。 次に、コンビニが24時間営業をしている点も大きな要因です。24時間営業を維持するためには、人件費や光熱費、さらには店舗の維持管理費など、コストが常に発生します。 多くのスーパーは営業時間が限られているため、その分コストを削減できるケースが多い傾向です。また、コンビニは都市部や交通量の多い場所に多く出店しているため、賃料も高額であることが考えられます。 缶ビールや缶チューハイなどのアルコール類は、スーパーでまとめて購入するほうが安価なケースがあります。コンビニの手軽さは魅力的ですが、その分商品価格は割高になりがちなことを理解しましょう。
「まとめ買い」がお得な理由とは?
製造業者や小売業者は、商品の運搬や包装にかかるコストを効率化しています。大量に同じ商品を一度に出荷することで、物流費用が削減され、その分が価格に反映されます。 商品を小分けにして販売する場合は、個別の包装や輸送が多くなり、そのコストが消費者に転嫁されますが、まとめて販売することでこれらのコストが削減され、価格が安くなるのです。 また、在庫管理の効率化も大きなポイントです。少量の商品を頻繁に発注して管理するよりも、一度に大量に仕入れて在庫を管理するほうが手間やコストを抑えられます。小売業者は管理コストを削減することで、その節約分を価格に反映できるのです。 一方、消費者が大量に購入することによって、業者は販売量が増えます。販売量が増えれば利益率も向上します。多くの商品を一度に売ることで、業者は仕入れ先からディスカウントや特典を受けられ、仕入価格を下げることが可能です。そのため、業者は仕入れコストの削減分を消費者に還元し、まとめ買いの単価を下げられるのです。