メガネはお洒落オヤジのマジックスパイスです
せっかく考えたコーディネートや新調したてのアイテムなのに、なんだか新鮮味に欠ける時ってありますよね。そんな時はメガネを一本。すると、まるで料理にブラックペッパーをひと振りするように、装いという名のひと皿がキマりますよ。
装いの「あとちょっと……」に魔法をかけるメガネを一本!
料理は仕上げが肝心です。最高の素材を使い繊細な味付けを施してもなお「あとひとつ、何かが足りない……」と感じることはあるもの。そんな時、ひと振りのスパイスが味を引き締め、料理全体を調えてくれます。でも、仕上げが肝心なのはお洒落も同じ。そしてお洒落においてスパイスの役目を果たしてくれるのがメガネです。 そう、アナタが考えている100%の装いには実はその先があり、それを引き出してくれる“魔法のひと振り”こそがメガネなのです。
◆ ヴァレンティノ/洗練された華やぎと色気が薫るボルドーの太セル
タイムレスな魅力を備えた大胆な太セル。シェイプはイタリア映画が隆盛を極めた60年代テイストのレトロなウエリントンを現代的にアレンジ。またメゾンを象徴するロックスタッズとテンプルに透けるエッチングスタッズが、控えめにしてアイコニックな華やかさを演出します。 メガネ7万4800円/ヴァレンティノ、スーツ24万2000円、シャツ4万4000円/ともにエストネーション、ボウタイ6050円/麻布テーラー、ネックレス116万6000円、ブレスレット47万6300円、リング35万7500円/すべてダミアーニ、時計80万3000円/ゼニス
◆ トム フォード アイウエア/アイコニックで存在感抜群の太セル
大ぶりのウエリントンシェイプと智のTロゴにブランドのアイデンティティが滲む、太セル。厚みがボリューミーなこの一本は、どの角度から見ても存在感抜群。一方でカラーには透け感があるため、どこか軽やかな雰囲気で掛けこなせます。
メガネだから可能な足し算とは?
装いの仕上げを彩るメガネには、メガネだからこそ可能な足し算があります。アクセ効果を発揮しつつジュリーよりも大面積で、スーツに対するVゾーンのような相性の良し悪しも存在しない。しかも、欲しいテイストが、ただ掛けるだけで手に入ります。 つまりメガネを用いれば、装いを邪魔せず、手軽に効果的なお洒落の格上げや印象操作が叶うということ。で、今回はその足し算から夏に効く4つのスパイスをご用意しましたので、ぜひご賞味を。