【Numbers to know】DIGIDAY編(12/5~12/11): ハースト のB2B事業が成長、ほか
「Numbers to know」では、DIGIDAY編集部が今週(12月5日(木)~12月11日(水))注目した数字をご紹介します。 50%以上
ハースト、B2B事業で利益が拡大
ハースト(Hearst)は今年の売上高が、2023年の119億5000万ドル(約1兆7925億円)から128億ドル(約1兆9200億円)に増加すると予想しているという。同社の137年の歴史で初めて、利益の50%以上が、消費者向けの新聞、雑誌、テレビ局ではなく、プロフェッショナル向け製品から得られることになる。消費者向けの広告やサブスクリプション市場が不安定な状況にあるなかで、同社のB2B投資が成長を支えたと評価している。「新聞と雑誌という2つの事業において、当社はほかの成長源を持っているため、より強力な出版社であると確信している」と担当者は語った(axios.com)。 約200人
ハースト・マガジンズが成長促進のため従業員を解雇
コスモポリタン、グッド・ハウスキーピング、エスクァイアなどの雑誌を発行するハースト・マガジンズ(Hearst Magazines)は、編集、広告販売、製品、広報の全部門から約200人の従業員を解雇した。「ビジネスを徹底的に見直した結果、リソースを再配分し、目標をより効果的に達成するための体制を整えることにした。デジタル革新に引き続き注力すると同時に、業界トップクラスの印刷製品をさらに強化していく」と社長のデビ・チリチェラ氏はメモを残した。「長期的な成長を推進するためにチーム構造を再構築するなかで、コア戦略をサポートしない分野を縮小し、特定のポジションを廃止する」としている(nymag.com)。 96%
マーケターがAIを導入する割合
デジタルサービスおよびコンサルティング企業であるインフォシス(Infosys)の研究部門であるインフォシス・ナレッジ・インスティテュート(Infosys Knowledge Institute)の最近の調査によると、マーケティングリーダーの96%は、少なくともひとつのマーケティング活動にAIを導入しているという。レポートでは、AIに精通したCMOは予測AIを使用して「データに基づく意思決定」「顧客のニーズを予測」「キャンペーンをパーソナライズして最適化」するなど、マーケティングのパフォーマンスを向上させていることが明らかになっている(infosys.com)。 [原文:Media Briefing: Publishers’ strategy on Bluesky is TBD] 編集/坂本凪沙
編集部