暫定指揮を終えたカーズリーの成果とは?現地記者「トゥヘルに多くの選択肢を与えた」|イングランド代表|UEFAネーションズリーグ
イングランド代表での暫定指揮を終えたリー・カーズリー氏について、イギリス『BBC』の記者が評価している。 ガレス・サウスゲート前監督の退任に伴い、U-21チームの監督からA代表の暫定指揮官に就任したカーズリー氏。様々な声も上がっていた中で、UEFAネーションズリーグ・リーグBでは6試合で5勝1敗と好成績を残すと、リーグAへの昇格に導いている。 1月からトーマス・トゥヘル氏が正式な指揮官に就任するため、カーズリー氏は17日のアイルランド戦(5-0)が最後の指揮に。この試合では4選手が代表初ゴールを奪う(94年ぶりの快挙)など、指揮した6試合で複数の選手を代表デビューさせていた。 この手腕に『BBC』のイアン・デニス記者も注目。「彼にはあまりエゴがない。そして彼が成し遂げたことは、トーマス・トゥヘルに多くの選択肢を与えたことである」と評価している。 「ガレス・サウスゲートが去ってから、カーズリーは最大の使命を果たした。それはネーションズリーグで、イングランド代表をリーグAに昇格させることだ」 「さらにプラスだったのは、彼が31選手を起用したこと。8人を代表デビューさせたことで、トゥヘルの選択肢と選手のプールサイズを増やすことに成功している」