吉本興業が会見 宮迫さんらの主張受け(全文11)今月末から謹慎者の生活支援
現状のガバナンス体制の問題点は?
日本経済新聞:すみません、日経新聞の【エノモト 04:56:43】です。ちょっと社長にあらためて伺いたいんですが。 岡本:はい、お願いします。 日本経済新聞:御社のガバナンス体制の在り方についてなんですけれども、これまで御社としてコンプライアンス体制を構築するべく研修を実施されてきたりしながら、今回、闇営業が発覚しましたと。それとはまた別に、宮迫さんの会見を受けて今回会見されると。されていることがちょっと後手に回っているような感があるんですけれども、こういった後手に回っている体制といいますか、ガバナンスの体制についてどこに問題があるというふうに社長としては認識されていますでしょうか。すみません、あらためてお聞かせください。 岡本:コンプライアンスの件に関しましては、後手に回っているということよりは、より、どこまで強化するかということだと思っております。それは10年前から続けてまいりましたので、ただ今回こういうことが起こったということにおいては、真摯に反省をし、なので完璧を目指してより強化をしていくということで、後手に回ったということではないと思っております。ただ、一方で、もう1個、すみません、なんでしたっけ。 日本経済新聞:ただ今回のような問題が起きた原因は、やはりガバナンスの在り方にどこか問題があったんじゃないかなと思うんですが、問題点については、社長としてはどのようにご認識されていますでしょうか。 岡本:やはり現場におけるタレントさんとのコミュニケーションや、あるいはコミュニケーションの中からの注意、あるいは危ないところを含めた、そういう日常のコミュニケーションが足りていないということが原因だと思っております。 日本経済新聞:ありがとうございました。 笠井:ほかご質問ございますか。じゃあ同じく真ん中のブロック、上手側にいらっしゃる一番端の。
1年間50%減俸は入江さんに比べて甘くないか
NewsPicks:NewsPicksのキアラシといいます。社長、経営陣、減俸1年ということでしたけれども、入江さんは今でも知らなかったっていう立場ですけど、知らなかった入江さんは解雇されて、経営陣が50%を1年間というのは、これは経営陣に対してちょっと甘いかなという印象を持つんですけど、いかがお考えですか。 岡本:入江くんの場合は仲介をしてるっていう、直接の仲介をしてたということもありますし、そういうことです。なので、知ってたか知らないかということとは別に、そういったことであります。もう1つは、われわれの減俸等に関しましては、今のお話もきちんと真摯に受け止めながら、社内で相談します。 NewsPicks:入江さんに関しては、これは会社の調査として、入江さんは実際に反社会的勢力だったというふうに認識していなかったという結論でいいんですかね。 岡本:彼自身はそうです。 NewsPicks:ありがとうございます。 笠井:次のご質問。じゃあその斜め前にいらっしゃる方にマイクをお願いできますか。