【UFC】“ヒクソン息子”クロン・グレイシー、衝撃の失神KO負け、引き込みから一本狙う奮闘も
WME-IMG 総合格闘技イベント『UFC310:パントージャ vs. 朝倉』 2024年12月8日(日・日本時間)米ラスベガス T-モバイル・アリーナ ▼フェザー級 5分3R 〇ブライス・ミッチェル(アメリカ) KO 3R39秒 ※スラム→ヒジ打ち ●クロン・グレイシー(ブラジル) 【動画】クロン・グレイシー、ヒジを被弾し失神KO負け クロンはレジェンド格闘家ヒクソン・グレイシーを父親に持つ黒帯柔術家。13年に「ADCC」-77kg級で金メダルを獲得し、その翌年12月の「REAL 1」でMMAデビュー。15年大みそかからRIZINに参戦すると山本アーセン、所英男、川尻達也から一本勝ちを収めた。19年2月にアレックス・カサレスに裸絞めを極め華々しくUFCデビューを飾るも、同年10月カブ・スワンソンに判定負け。23年5月には3年7か月ぶりの試合に臨むもシャルル・ジョーデインに判定で敗れ、今回1年7か月ぶりの試合となる。 対するミッチェルはデビューから15連勝を飾るも22年にイリア・トプリアに敗れ初黒星。その後の復帰戦は勝利するも、昨年12月失神KO負けを喫し、それ以来の試合となる。 1R、両者サウスポーで近距離の攻防からクロンが引き込みグラウンドへ。下から仕掛けようとするクロンに対し、警戒しながらブライスはボディパンチを送る。場内からはブーイング。ブライスの腕をとらえて狙うクロンだが、ブライスはそれを振り払ってヒジを打つ。クローズガードの状態で初回が終わり、再びブーイングが起こる。 2R、クロンが前進して左ストレートを当てるが、ブライスが左ストレートをクリーンヒット。追い掛けてきたブライスに対し、クロンは再び引き込んでグラウンドへ。立ち上がり打撃戦を要求したブライスだが、クロンは立ち上がって追い掛けると再度引き込み腕十字。しかしブライスは金網に押し込み進行を妨げる。終了間際に腕十字を伸ばしかけたクロンだが、ブライスは腕を引き抜き脱出し、パンチ連打で反撃して終える。 3R、前に出たクロンは引き込まんと飛びつくが、ブライスはそのままヒジを押しつけながらスラム。後頭部を打ったクロンに対しブライスはヒジで追撃! クロンは失神しレフェリーが試合を止めた。