「よそ行きのサッカーをしたらだめ」

敵地で行なわれたプレーオフ準決勝で山形に快勝した岡山。写真：永島裕基

　　元日本代表DFの名良橋晃氏が、自身のYouTubeチャンネル『名良橋さんの大悟味ちゃんねる』で、J２のファジアーノ岡山について語った。 【動画】名良橋晃がJ１昇格プレーオフ決勝を展望！ 　J２で５位の岡山は12月１日に行なわれたJ１昇格プレーオフの準決勝で、４位のモンテディオ山形と敵地で対戦。３－０で完勝した。初のJ１昇格を懸けて、７日の決勝で６位のベガルタ仙台をホームに迎える。 　この一戦で、岡山の地元テレビ局で解説を務める予定の名良橋氏は、山形戦についてこう振り返った。 「最初からギア全開でしたし、そういったなかで、しっかり３点取った。後半、山形が１人退場し、そのなかでも山形の時間もありましたけど、しっかり後ろが（GKの）ブローダーセン選手を中心に（守って）」 　決勝については、「５位と６位じゃないですか。今度は（リーグ戦の順位が上の）ファジアーノが引き分けでもオッケーという優位性、アドバンテージを持っていると思います。それは捨て、まず勝ちを目ざして欲しい」と述べる。　 　相手の仙台は、準決勝で３位のV・ファーレン長崎をアウェーで４－１と下した。その勢いに触れつつ、こう見解を続けた。 「絶対受けちゃだめ。よそ行きのサッカーをしたらだめなんですよ。自分たちで積み上げてきたもの、シーズンで積み上げたファジアーノのサッカーを」 　注目の決勝は、シティライトスタジアムで７日の13時５分にキックオフ予定だ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部