【VWゴルフの中古車をチェック!】フォルクスワーゲン「ゴルフ5」「ゴルフ6」「ゴルフ7」その現状と市場価格は?
厄介なことに、マッドガードのフォームウェッジが水を吸い込み、マッドガードとの接触部に錆が発生することがある。フロントとリアのホイールアーチも同様で、シルにつながる部分に汚れが溜まる。
フォルクスワーゲン ゴルフ 5
ゴルフ 5:エレガントではないが、非常にモダン 製造期間:2003年から2008年 パワー:75~250馬力 推奨エンジン:102馬力の1.6 平均燃費:13.3km/ℓ 価格:2,900ユーロ(約46万円)から
顧客は、ぽっちゃりして、ふくよかな「ゴルフ 5」を好きになれなかった。それが、販売台数が予想を下回った理由である。しかし、技術的な観点からは「ゴルフ 5」の進化は印象的だった。ツイストビームの代わりに洗練された4リンク式リアアクスルが初めて採用され、ドライビング挙動とサスペンションの快適性が新たなレベルに引き上げられた。
また、「ゴルフ 5」が堅実な性能を持っていることは、インテリアの仕上がりの高さだけでなく、AUTO BILDの耐久テストでも証明された。20万kmを走行した後でも、目立った弱点は見られなかったのだ。
弱点:2005年末からターボチャージャーとスーパーチャージャーが装備され、その豊かなトルクカーブで一躍有名になった。その直後、経済的でパワフルなダウンサイジングエンジンの良いイメージは、特に頻発するタイミングチェーンの伸びによって大きく損なわれた。この問題は今日まで続いており、さらに「ゴルフ 5」のシルはすでに錆に侵食されている。
ディーゼルの中でも、経済的でパワフルな「2.0 TDI」は、そのやや野蛮な走り(ポンプノズル噴射)だけでなく、オイル消費量が多いことでも有名だ。
結論
ゴルフらしい質素な実用車は「ゴルフ 5」まで。「ゴルフ 6」から一気に高級感が備わるから、安くて質素なゴルフらしいゴルフが好きならば「ゴルフ 5」を選ぶべきだ。購入後のメンテナンス費用を考えれば、当然「ゴルフ 7」が有利だが、じっくりと「ゴルフ 6」の「1.4 TSI」を吟味して探すことをお勧めしたい。
autobild.de
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