【VWゴルフの中古車をチェック!】フォルクスワーゲン「ゴルフ5」「ゴルフ6」「ゴルフ7」その現状と市場価格は?
その上、「ゴルフ 7」はさらに静かで快適だった。特にマルチリンクリアアクスル(122馬力出力)を備えたヴォルフスブルク製コンパクトモデルは、オプションのDCCサスペンションがなくても、非常に自信に満ちたハンドリングと優れたサスペンションの快適性を示している。また、長年にわたり、天然ガス、ハイブリッド、電気駆動など、多くのエンジンオプションが登場してきた。
弱点: 荒いDSGは長い間問題だったが、フェイスリフト(2016年末)以降は改良が進み安定している。タイミングベルトの寿命は20万km以上。しかし、遅くとも10年後には交換する必要がある。古い中古車の場合は、すでに交換済みかどうかの確認が必要だ。
フォルクスワーゲン ゴルフ 6
ゴルフ 6:より好ましく、より成熟したモデル 製造期間:2008年から2012年 パワー:80~270馬力 推奨エンジン:122 馬力の1.4 TSI 平均燃費:14.7km/ℓ 価格:5,500ユーロ(約88万円)から
「ゴルフ 6」が本当に快適になったのは、改良が非常に包括的だったからだ。とりわけ、VWはサスペンションを最適化し、ゴルフで初めてアジャスタブルダンパーをオプション設定した。ボディ全体の断熱フォームやドアシールの改良により、車内の静粛性も向上し、コンパクトなゴルフは長旅のパートナーとしてふさわしいものとなった。ダッシュボード、ステアリングホイール、多くのスイッチ類、そしてシートも一新され「ゴルフ 5」の面影はほとんどない。
弱点:「EA111」ではタイミングチェーンが弱点だ。とはいえ、お勧めは「1.4 TSI」で、調和がとれていて効率的なターボは、運転するのが楽しくなる。定期的なオイル交換とメンテナンスが必要。これが面倒だという人は、タイミングベルトとインテークマニホールド噴射の「ゴルフ 6」の初期モデルを選ぶこともできる。「1.8 TSI(160馬力)」と「GTI(211馬力)」の「EA888」エンジンは、最も高価なウィークポイントである。オイルスクレーパーリングが不適切だと、極端なオイル消費を引き起こす可能性がある。修理には3,000ユーロ(約48万円)かかる。
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