アジア最大のコーヒーの展示会「SCAJ2024」で思わず欲しくなったコーヒー器具5選
3. コーヒーのニオイが付きづらいセラミックボトル
cocuri(コクリ)「Everywhereマグ 350mL」(4400円) さまざまなライフスタイルウエアを発売しているマーナの真空断熱ボトル。ドリンクウエアシリーズ“cocuri”のラインナップのひとつなんですが、これが本当によく考えられているんです。 内側はセラミック加工が施されています。セラミックはニオイや色が付きにくいので、コーヒーにはぴったり。しかも、ボトル部分、フタ、フタ内側のパッキンとパーツは3つのみなので、洗うのもラクラク。マイボトルを洗うのは毎日のことなので、これはうれしい。 そして地味だけどよく考えられているなと思ったのが、飲み口部分。フタと噛み合う凸を下の方に配置することで、口に当たりづらいようにしています。さらにフタはひと捻りするだけで開く構造に。クルクルと回す必要がありません。底面にはラバーが付いているので、置いた時に音がせず、衝撃を吸収してくれます。 ボトル表面にはパウダーコーティングが施されていて、滑りづらく質感も高めているなど、シンプルながらも工夫を凝らした構造に、「まさにコーヒーにぴったりじゃん」と思ってしまいました。サイズは他にも200ml(4色展開、3960円)と500ml(2色展開、4950円)をラインナップしています(350mlは3色展開)。
4. カセットこんろで自家焙煎!
イワタニ「カセットこんろ用珈琲豆焙煎機MY ROAST」(価格未定) カセットこんろのトップメーカー イワタニが、手回し式の焙煎機を出展していました。もちろんカセットこんろのゴトクにぴったりハマる仕様です。 この手の手回し式焙煎機は数多く発売されていますが、こちらはなんと半熱風式。シリンダーが二重になっていて、こんろの直火だけでなく、シリンダー内部で起こる熱風も利用する仕組みになっているんです。 しかもこれ、焙煎機の国内大手メーカーである富士珈機監修。なんて聞いちゃうと「焙煎はプロにお任せして」みたいに考えていたのに、ついつい欲しくなってしまいました。小型のカセットこんろでも使えて、最大焙煎量は家庭で飲み切るのにちょうどいい200g。今後、クラファンにて先行予約販売を行い、来年に一般販売とのことです。