【MLB】 ドジャースまたしても9回裏に悪夢 2日連続のサヨナラ負け 大谷マルチ安打 前田5奪三振の好リリーフ
【ドジャース3-4×タイガース】@コメリカ・パーク
日本時間7月15日、ドジャースはタイガースとの3連戦の3戦目に3対4で2日連続のサヨナラ負け。ドジャースは3対2とリードして迎えた9回裏、代打ジャスティン=ヘンリー・マロイのタイムリーを浴びてまず同点に。さらにその後投手ヨハン・ラミレスが2連続でバントの処理を誤り、あえなく4対3で敗れた。3番手で登場したタイガースの前田健太は3.2回無失点5奪三振の活躍だった。なおドジャースの大谷翔平も4打数2安打の活躍だった。 【動画】タイガース・前田健太の5三振(MLB.comより) ドジャースは初回、4番テオスカー・ヘルナンデスのタイムリー二塁打、5番アンディ・パヘスが続いてタイムリー。さらに二死1・3塁からダブルスチールを試みて、一塁走者がアウトになる前に三塁走者が還って、初回一気に3点を先制する。タイガースは2番手ライアン・ヤーブローへの代わり端を叩き、犠牲フライで1対3に。さらに6回にも内野ゴロの間に1点を返した。 タイガースは3番手としてブルペンに転向したばかりの前田健太を4回から投入する。4回は見逃し三振を含む三者凡退。5回は二死から大谷翔平に内野安打を許したが、大谷がその後二塁で盗塁死しイニングが終了。そして、5回は3番フレディ・フリーマンと4番ヘルナンデスからスライダーで連続三振を奪い三者凡退。続く7回は先頭の2打者を難なく打ち取ったところで降板。トータルで3.2回無失点1安打5奪三振という好成績で、リリーフ投手としての今季初登板を最高の形で終えた。 9回まで3対2でリードしていたドジャースだったが、昨日に続いて9回裏が鬼門だった。8回から登板していた5番手ヨハン・ラミレスは、先頭に三塁打を浴び、さらに代打ジャスティン=ヘンリー・マロイに二遊間を破る同点タイムリーを許してしまう。続く、9番ライアン・ビレイドは犠牲バントでチャンス拡大を試みたが、これを投手のラミレスがエラー。無死1・2塁となってから、タイガースは続く1番ウェンシール・ペレスにも犠牲バントさせ、ラミレスはこれをまたしても三塁に悪送球。これを見た二塁ランナーは悠々と本塁へと還り、タイガースは4対3と2日連続のサヨナラ勝ちを収めた。 ドジャースの大谷は「1番・DH」でスタメン出場。1回表先頭の第1打席はセンターライナー、3回表先頭の第2打席もライトライナー、5回表二死走者なしの第3打席は前田から内野安打を記録。これで前田との直接対決は9打数3安打としている。さらに8回二死走者なしの第4打席はライト前へのクリーンヒットを放ち、4打数2安打とした。今日の試合を終えて、前半戦成績は打率.316、出塁率.400、OPS1.035、29本塁打、69打点、23盗塁。多くのスタッツで自己ベストを更新した。