「だから、お前轢かれたいのかって!」ヤフコメ欄の皆さんと考える「交通安全のマナー」
なくならない「危険歩行」
先日交通安全に関する記事を投稿させていただいたのですが、これに多くのコメントをいただきました。ありがとうございます。 「おい! そこのお前、轢かれたいのか!」事故を起こせばこちらが悪者。危険極まりない歩行者たち いいただいたコメントの中には日々車を運転する方々のリアルな現状が反映された、実に興味深いものがたくさんありました。 今回はいただいたコメントの中から特に共感を集めていたものや、新しい視点で論じているものをいくつか取り上げ、皆さんと「交通安全の現状」について考えていきたいと思います。 それではいきましょう!
駐車場での子連れについて
一つ目に紹介するコメントは、「駐車場にいた親子連れ」のエピソード。
「駐車場にバックで駐車しているのにわざわざ後ろを歩く人、それも親子連れを見ると、何をやっているのか、と思う。私にも子供がいるが、車が駐車しようとしているのを見ると、手前で止まるように教えている。 車の運転手が必ず危険に気づいて事故を防げるとは限らない。歩行者側も気をつければ、誰も悲しい思いをしなくて済む。」 確かに駐車の最中であれば、車は公道を走っている時に比べて速度は出ていません。しかし車は巨大な金属の塊。万一タイヤの下敷きになってしまったり、壁と車の間などに挟まれてたりしてしまえば、大怪我ではすまない場合もあります。 そして事故が起きてしまえば、歩行者だけでなく運転手の人生も大きく狂ってしまいます。 この記事を読んでいる方々の中には、お子さんがいらっしゃる方も多いことでしょう。 大人の振る舞いを見て育っていくのが子供というもの。 このような「歩行者のマナー」を子供に教えることも、「大人のマナー」かもしれませんね。
ルールの周知
続いてはこちらのコメントです。
「歩行者側にも交通ルールをもっと教えるべきである。」 自動車に乗るためには免許が必要ですし、免許を取るためには運転するための最低限の知識、技術を習得しておく必要があります。 しかし、歩行者はどうでしょう。道路を歩くために必要な免許はありません。講習を受ける必要もなければ、試験に合格する必要もありません。確かに歩行者のルールを学ぶ機会は意外と多くはないのです。 歩行者側にもルールを知る機会が増えれば、「危険歩行」をする人も減るかもしれませんね。