新居に「24時間換気」がついています。電気代がもったいないですよね?寝ている間「オフ」にしたほうがいいですか?
24時間換気システムにかかる電気代
電気代をもったいないと感じる人の中には、実際にどのくらい電気代がかかっているのかが把握できていないケースもあるでしょう。今回は24時間換気システムにかかる1ヶ月の電気代について、以下の条件を基に計算してみます。 ●消費電力:3.9~6.8ワット ●電気料金単価:31円/キロワットアワー ※電気料金単価は、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会の電気料金目安単価を使用 上記の数値を、電気代を求める計算式に当てはめると、3.9~6.8ワット÷1000×24時間×31円/キロワットアワーです。計算結果は1日あたり約2.9円~約5円となり、仮に1ヶ月(30日)常に換気システムを利用していた場合であっても、87円~150円程度の電気代におさまると分かりました。 年間で見ても1044円~1800円ほどの電気代となり、24時間換気システムを切るデメリットを考えると、常に稼働させておいた方がいいと考えられるでしょう。
24時間換気システムを寝ている間オフにするのはあまり推奨されない
24時間換気システムは、できるだけ常に稼働させておくようにするといいでしょう。寝ている間オフにしてしまうと、長時間室内の空気が滞留してしまい、建物の耐久性が低くなってしまったり、カビの発生などで人体に影響を及ぼしたりする可能性があります。 24時間換気システムを常時稼働させていたとして、月にかかる電気代は90円~150円前後です。年間で見ても1000円~2000円程度でおさまるため、よほどの理由がない限りは、24時間換気システムのスイッチをオフにするのは控えましょう。 出典 国土交通省 住宅局 快適で健康的な住宅で暮らすためにシックハウス対策のための規制導入 改正建築基準法は平成15年7月1日に施行されました。(2ページ) 公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A Qカタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか? 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部