【絶対やめて! 傘の危険な持ち方】東京都が注意喚起。4人に1人が経験したトラブルとは?
いよいよ梅雨本番となり、雨が降る日が増えてきました。傘を持ち歩く頻度も高くなってきたと感じている人も多いのではないでしょうか? 【画像】マナー違反な傘の持ち方を見る「大変危険です」と東京都も注意喚起。あなたは大丈夫…? 雨の日は地面や床が滑りやすくなったり、持っている傘を出先で忘れたりすることもあり、いつもよりトラブルが増える印象がありますよね。 そんな雨の日のトラブルについて、東京都が消費生活総合サイト「東京くらしWEB」で調査結果やリーフレットなどを掲載し、注意を促しています。 これらの情報をもとに、雨の日に起こりがちなケガやトラブルについて実例を紹介します。
傘にまつわる危険・トラブルがトップに。東京都の調査結果
「東京くらしWEB」に掲載されている「降雨時の身の回りの危険~雨の日の事故防止ガイド~」によると、15歳以上の都民3000人を対象に調査した結果、傘にまつわるトラブルを経験した人が多かったことが判明しています。 資料の中で東京都は「ケガはしなかったが、ヒヤリとしたりハッとした事例」のことを「ヒヤリ・ハット」と称し、実際に起きた事例を報告しました。 調査によると4人に1人は、駅などの階段や人混みで前の人が持つ傘でのヒヤリ・ハット経験があるとのこと。 具体的には、傘を地面と水平に持つ人が前にいたため、「顔をかすめた」「傘に突かれそうになった」「刺されそうになった」 などの声が多くあがっています。これらの事例を受け、東京都は「駅の階段等で水平に持った傘は大変危険です。傘のマナーに気をつけましょう」 と促しました。
実際に「傘の水平持ち」の危険性を検証してみました。
編集部も傘を水平に持つ人と、その後ろに立つ人になりきって検証した結果、後ろを歩く人の恐怖心を改めて実感しました。角度によっては傘の先端が顔に近づきますし、人混みの中で前の人がこの持ち方をしていると、後ろに下がろうにも距離が取れずケガに発展しそうです。 無意識にクセが出てしまう傘の持ち方。先端が人の体に当たらないよう、自身の体に沿うよう縦方向に持ち歩くことで、トラブルを回避できそうですね。
傘にまつわる危険はまだ他にも……!
他にも調査資料の中で紹介されていた事例としては、傘を刺して歩いている際に 「傘で視界が悪くなって、自転車、自動車等の車両にぶつかった、ぶつかりそうになった」 「傘で視界が悪くなって人にぶつかった、ぶつかりそうになった」 「傘が風であおられて、ケガをした、しそうになった」 なども多くの人が経験していたと記載されています。 どうしても視界が悪くなったり、いつもの荷物に傘がプラスされたことで持ちにくかったりするため、安全に気をつけて移動することを心がけたいですね。
BuzzFeed Japan