MLBネットワーク ド軍打順予想 大谷らMVPトリオは1~3番 新加入キム・ヘソンはラックスと併用
ドジャースは3日(日本時間4日)、ポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた韓国プロ野球キウムの金慧成(キム・ヘソン)内野手(25)の獲得を発表した。3年総額1250万ドル(約19億6500万円)で、28、29年には球団側にオプションが付くという。韓国メディアは大谷翔平投手(30)の助言がドジャース移籍の決め手の1つになったと報じた。 【写真あり】大谷翔平 デコピン年賀状を公開、フォロワーほっこり「かわいい」「郵便番号が」「お兄ちゃん業頑張って」 韓国メディア「SPOTV NEWS」は同日、キム・ヘソンのドジャース加入を報道。キム・ヘソンの交渉期限は日本、韓国時間4日午前7時だったが、締め切り直前での“ブザービーター契約”になったと記した。 また、キム・ヘソンは昨年6月に大谷と同じ代理人事務所「CAA」と契約しており、同事務所側が「ドジャースの他にもエンゼルスから5年2800万ドル(約44億円)のオファーがあった。マリナーズやパドレス、カブスからもオファーがあったが、キム・ヘソンは様々な要素を考慮してドジャース行きを決めた」と説明したと報じた。 そして、ドジャースに決めた理由として「憧れの球団でもあり、同じCAA所属の大谷の存在も影響した。大谷がアメリカでキム・ヘソンに会い、多くのアドバイスをしてくれた。だから安定感を感じた面もある」とし、大谷の存在がドジャース移籍の決め手の1つとなったという。 2017年にキウムでデビューしたキム・ヘソンは走攻守3拍子揃った選手として知られ、韓国プロ野球で通算953試合に出場し、打率・304、37本塁打、386打点、211盗塁を記録。今季は127試合で打率・326、11本塁打、75打点、30盗塁を記録。二塁手の守備賞を獲得した。2023年のWBCには韓国代表として出場している。 MLBネットワークは公式インスタグラムでドジャースの2025年シーズンの先発オーダーを予想。1~3番は今季途中から定着した大谷(DH)、ベッツ(遊撃)、フリーマン(一塁)とし、4番には再契約が決まったT・ヘルナンデス(右翼)を置いた。5、6番には強打のマンシー(三塁)とスミス(捕手)を予想。下位打線は7番がエドマン(中堅)、8番がコンフォート(左翼)、9番・二塁にラックスとキム・ヘソンを併用すると予想した。