お中元などでもらう「おこめ券」や「ビール券」。ほかの商品にも交換できるのでしょうか?
おこめ券やビール券には商品代金のほかに印刷代や流通経費などが含まれています。そのため、ギフト券として利用されるケースが多いです。相手からの好意でもらったギフト券を、ほかの商品に有効活用したい方もいるでしょう。 本記事ではお中元などでもらうおこめ券やビール券は、ほかの商品と交換できるのかを解説します。おこめ券やビール券の概要も解説するのでぜひ参考にしてください。 ▼夫婦2人で「6缶パック」のビールを1週間で消費! これって飲みすぎ? 健康のためにもやめるべき?
おこめ券とは
おこめ券は全国米穀販売事業共済協同組合から発行され、全国のJAや「おこめギフト券取扱店」のステッカーが貼ってあるお米屋さん、スーパーなどで購入して使えます。ステッカーが貼られていない場合は、使えるか店舗に尋ねてみてください。ギフト券の引き換え方法は2500円と記載されていれば2500円のお米と交換できる仕組みです。 2700円のお米がほしいのに2500円分のおこめ券しかない場合は、200円を支払う必要があります。使用期限は特にありませんが、使用する際はほとんどの店舗でお釣りが出ない点には注意が必要です。 静岡県経済棒業協同組合連合会(JA静岡経済連)によると、おこめ券には必要経費が含まれており、500円のおこめ券の場合、内訳は440円がお米代で残りの60円はおこめ券を発行するための必要経費として充てられているようです。必要経費とは、流通にかかわる費用やおこめ券の印刷代などです。
ビール券とは
ビール券は全国酒販協同組合連合会(全酒協)から発行され、全国の酒屋やスーパーなどで券に記載されたビールを購入できる券です。ビール券に「缶350ミリリットル 2缶」と記載されていれば、350ミリリットルのビールを2缶までビール券と交換できます。 購入するビール代が記載された内容を超える場合は、超えた分の代金を支払う必要があります。 ビール券には有効期限があり、期限を切れると使用できなくなるため早めに使用しましょう。 使用する際はお釣りが出ない可能性がある点にも気をつけてください。また、おこめ券と同様に、ビール券の購入額の一部は流通経費などに使用されています。