<リベンジの春・’23センバツ>クラーク攻守好調 全練習試合で勝ち星 あす開幕 /北海道
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場するクラーク記念国際は16日、大会前の最後の練習試合を終えた。佐々木啓司監督(67)は「投手も新岡(歩輝(あゆき))以外で、しっかりと投げる選手が出てきた。攻守のバランスがさらによくなってきている」と満足げに話した。 16日の対戦相手は、2022年9月に行われた秋季滋賀県大会で準々決勝まで勝ち進んだ県立水口高校。 クラークは先制を許したが、中盤で追いつき、2―2で迎えた九回。7番・坂本劣陽(れお)(3年)の本塁打や代打・八木展叶(てんか)(3年)の二塁打などが飛び出し、一挙3得点で試合を決めた。 投げては、佐藤蒼汰(2年)がフォークやカーブなどの変化球で相手を打ち取り、6回1失点の好投。中村光琉(ひかる)(3年)と魚津颯汰(りょうた)(2年)の継投も実り、開幕前の最後の練習試合を勝利で締めくくった。 クラークが現地入り後に消化した練習試合は計9試合。すべてで勝ち星を挙げ、準備は万端のようだ。開会式は18日の予定で、クラークは大会7日目に登場する。【金将来】