鹿島vs福岡はスコアレスドローで勝ち点1を分け合う
[10.19 J1第34節 鹿島 0-0 福岡 カシマ] J1リーグは19日、各地で第34節を開催した。茨城県立カシマサッカースタジアムでは、5位鹿島アントラーズと11位アビスパ福岡が対戦。0-0の引き分けに終わっている。 【写真】「昇天した」「救急車で運ばれちゃう」伊東純也のモデル顔負けショットに大反響…久保建英らも脱帽 優勝争いに食らい付きたい鹿島と上位への浮上を目指す福岡。ともに2連勝を狙った一戦は立ち上がりから一進一退の展開となった。 福岡は前半6分、敵陣ハーフウェーライン付近で相手のボールを奪うと、そのまま左サイドへ展開。駆け上がって来たMF前嶋洋太が右足に持ち替えてクロスを送ると、FWウェリントンが頭で狙ったが、シュートはGK早川友基に抑えられた。 鹿島は前半33分、左サイドでボールを持ったMF鈴木優磨が相手を振り切って左足でクロス。ニアサイドに走り込んだFW師岡柊生が頭で流し込もうとしたが、GK永石拓海に難なく防がれた。 さらに鹿島は前半40分、敵陣に入り込んだ左サイドやや内側のところでフリーキックを得ると、MF名古新太郎が右足で入れたボールをMF知念慶が頭で叩いたが、こちらも永石のセーブに遭った。 試合はスコアレスのまま前半を折り返すと、鹿島はハーフタイムに選手交代を行い、MF藤井智也を下げてMF樋口雄太を投入した。後半も入りから攻防が続く中、攻撃の活性化を図る福岡は同16分にMF紺野和也に代えてFW岩崎悠人をピッチへ。鹿島も先制点を狙い、DF須貝英大、MF柴崎岳を下げてMF三竿健斗、FW徳田誉を送り込んだ。 鹿島は先頭の徳田をターゲットにボールを前進させた。最終ラインから組み立てを図り、中央の樋口、知念を経由。鈴木、名古が起点となった。対する福岡は、ウェリントンを目指して攻撃を構築。岩崎や途中出場のFW佐藤凌我がアクセントを加えた。 両チームともに先制点を狙ったがゴールは生まれず。0-0でタイムアップを迎え、勝ち点1を分け合った。