【陸上】創価・吉田響「三大駅伝は全部勝負」19秒大幅自己新で"山の神"に名乗り
北海道で行われる陸上競技・中長距離のシリーズ戦、ホクレン・ディスタンスチャレンジの第4戦深川大会が7月17日に深川市陸上競技場で開催され、男子5000mB組では、大学生の吉田響選手(創価大4年)が力走を見せました。 【画像】第100回箱根駅伝ではニット帽を被り5区山上りを力走した吉田響選手 「小池莉希(3年)が13分34秒(82)の創価大(日本選手)記録を持っているので、それを更新するのが目標でした」 その目標に向かって、蒸し暑さが残るなか、吉田選手は13分35秒に設定された先頭集団で積極的にレースを進めました。 「3000mまでは自分の予想通りにいけたのですが、3000mから5000mはどうしても耐え切れずにペースが落ちてしまった」と振り返るように、目標には惜しくも届きませんでしたが、終盤も粘りのレースを見せました。そして、自己記録を19秒以上更新し、13分39秒94の好記録で、実業団勢をも破って組2着に入りました。 吉田選手は6月30日の函館マラソンでも、男子ハーフの部で1時間1分45秒の自己ベストをマークし優勝を飾っています。函館に続く好走を見せました。 「自分は連戦できないタイプなんですけど、しっかり連戦できたことと、最低目標の13分40秒切りを達成できたのは良かった。前半シーズンはこれで終わり。三大駅伝(出雲、全日本、箱根)は、全部勝負をかけていきます。三大駅伝は区間新記録、特に箱根駅伝は5区で"山の神"をずっと目標にしてやってきているので、それを絶対に成し遂げます」 北の大地で手応えを得て、駅伝シーズンでの活躍を誓います。箱根駅伝では過去2回挑んだ山上りで"山の神"に名乗りを上げるつもりです。