鹿屋体大・中西、中大・伊藤が個人2冠達成|全日本学生選手権トラック自転車競技大会
大会2日目、中西美央と伊藤恭がそれぞれ個人2冠を達成
大会2日目は女子500mタイムトライアル、男子1kmタイムトライアル、男子スクラッチ、男子ポイントレース、男女マディソン、男子ケイリンの決勝を開催。 女子500mタイムトライアルでは昨年インカレで同種目優勝を果たしている中西が36秒658のタイムで優勝。スプリントに続き2冠を達成した。 男子1kmタイムトライアルでは昨年インターハイで同種目優勝を果たしている山下翔太郎(日本大学)が今大会唯一の3秒台となる1分3秒580のタイムで優勝。 男子スクラッチでは前日に開催された予選で積極的なレースを見せていた明治大学勢がレースを終始リードする展開に。 途中トラブルでニュートラルとなる場面もあったが、最終盤に先頭3名を明治大学勢が固め、最後は小泉響貴、鈴木澪、片岡遼真の明治大学勢が1-2-3フィニッシュを決める圧勝っぷりを見せた。 男子ポイントレースでは上位勢が何度もラップする非常に積極的なレース展開となり、矢萩悠也(京都産業大学)がフィニッシュで梅澤幹太(鹿屋体育大学)を逆転し、昨年の男子マディソンに続き、2年連続で学生選手権のタイトルを獲得した。 女子マディソンではレース後半にかけて1着を連続で獲得した鹿屋体育大学A(岩元美佳/淵稟碧)が逆転で優勝を決めた。 男子マディソンでは前半から積極的にレースを動かした中央大学A(伊藤恭/山下虎ノ亮)と、全体的にしっかりとポイントを獲得した明治大学A(片岡遼真/小泉響貴)が同ポイントで並んだ状態となり最後はフィニッシュを残すのみに。フィニッシュ前最後のタイミングで明治大学Aが交代できなかった一方、中央大学Aはしっかりと後退することに成功し、中央大学Aが1着でフィニッシュ、見事優勝飾った。中央大学Aの伊藤は前日男子インディヴィデュアル・パーシュートに続き、今大会2冠を達成した。 男子ケイリンでは1/2決勝でも残り2周での先行逃げ切りを決めた田村一暉(京都産業大学)が、残り2周での先行を行い見事に逃げ切った。
リザルト
<女子ポイントレース> <男子4kmインディヴィデュアル・パーシュート> <女子3kmインディヴィデュアル・パーシュート> <男子タンデムスプリント> <女子スプリント> <男子スプリント> <女子500mタイムトライアル> <男子1kmタイムトライアル> <男子スクラッチ> <男子ポイントレース> <女子マディソン> <男子マディソン> <男子ケイリン> 編集◎バイシクルクラブ編集部 文と写真◎三井至
Bicycle Club編集部