吉本興業が会見 宮迫さんらの主張受け(全文6)隠す意図はまったくない
宮迫さんはなぜ社長と会えなかったのか
フジテレビ:一方で、宮迫さんも岡本社長に会いたいっていうふうにお願いしたのに会えなかったっていうふうに発言されてましたけど、それはなぜお会いできなかったんですか。 岡本:弁護士さんが、全ては弁護士さんにっていうことがありましたので、そこですね、もう。 フジテレビ:それは弁護士さんを立てるからっていうこと、立ててきたからっていうことですか。 岡本:立てたのち、弁護士さんを通してということでしたので、そういう形にしてしまったことがもう、われわれの至らぬところだったと思います。 フジテレビ:あのとき会っておけば良かったとかいうふうに今、思われてますか。直接、岡本社長が宮迫さんたちと顔を会わせて最後会うっていうのがあったほうが良かったのかと思うと、どうですか。 岡本:最後のところに関しては、会社で引退の会見をするというふうに聞きましたので、8時からのミーティングといいますか、Q&Aを含めた打ち合わせの場所にはおりました。でもそれが遅かったということで、誠に申し訳なかったというふうに思います。 フジテレビ:最後に1つだけ、すいません。岡本社長も今日、会見の中で、吉本興業はファミリーだというご発言がすごくありましたけど、一方で田村亮さんの会見の中で、やっぱり吉本興業はファミリーだと思っていたんですが、本当にファミリーだと思うんだったら私たちは子供ですと。子供が本当に謝ろうとしているときにそれを止めるのが親だとは思えないというふうに涙ながらに語っていましたけど、その会見の発言を聞いて岡本社長は今、どう思われていますか。 岡本:決して止めたつもりはなかったんですけれども、やっぱり彼らにそこがきちんと伝えられなかったのが僕の駄目なところです。 フジテレビ:ありがとうございます。 笠井:そのほかの方。じゃあそのまま一番後ろの眼鏡の方。
処分の撤回とは具体的にどうなるのか
朝日新聞:朝日新聞の黒田と申します。処分の撤回のお話についてお伺いしたいんですけれども、先ほどのお話だと処分の撤回は宮迫さん、亮さんというようなお話だったと思うんですが、そもそも今、契約解消されているのは宮迫さんで、形の上では亮さんは謹慎処分を受けている状態ということになると思うんですけれども、処分の撤回というのは具体的にどういうことになるんでしょうか。 岡本:会社としましては、宮迫くんはそういうことなんですけども、亮くんの場合は、会社としては当面の間、謹慎ということで、それを撤回ということですけども、彼のほうが一方で契約解消っていうふうに思ってるというか、思ってるということももらい聞いたりすることもありますので。ただ、会社としては当面の間、謹慎というのが今の現状ですので、それの撤回ということになると思います。 朝日新聞:すいません、ちょっと確認したいんですけども、宮迫さんは契約解消されていて、それを、処分の撤回ということは再契約されるということですか、宮迫さんについては。 岡本:それは本人たちが今の時点でどう思っているかっていうことはまったく分かりませんので、これはあくまでこちら側の考え直すということですので、彼らがテーブルに着いてもらえることがあるならば、そこからの話かと思います。 朝日新聞:すいません、宮迫さんについては当面の謹慎処分というのを、つまり解くということになるんですか。 岡本:宮迫ではなくて田村。 朝日新聞:すいません、亮さんについては。 岡本:会社としては解きますが、彼の認識は契約解消というたぶん認識をしていると思いますので、それも含めて彼と会って話を、会えた場合ですね、話をしなければならないというふうに思っております。 朝日新聞:お2人の処分を撤回するということになると、ほかにも今、謹慎処分をされている方がいると思うんですが、そことの整合性が取れなくなるのかなと思うんですけれども、お2人はいわゆる詐欺グループからお金をもらったことは認めて、それで処分をされてるわけですよね。それをまったくなくするということになるんですか。 岡本:だからそれも含めてきちんとまずテーブルに着いて話をするということを、会社としてはまず考えなければならないということです。 【書き起こし】吉本興業が会見 宮迫さんらの主張受け 全文7に続く