南野拓実、9年ぶり中国アウェー戦にも自信 ホーム圧勝の再現「先制ゴールで流れはつかめる」
【アモイ(中国)17日=西垣戸理大】サッカー日本代表は2026年W杯アジア最終予選C組第6戦の中国戦(19日)に向け、現地で練習を開始。前回対戦で2得点を挙げたMF南野拓実(29)=モナコ=は敵地での試合に気を引き締めた。 「前回のように先手を打って、先制ゴールを決めれば、割と流れはつかめると思う。そこはいつも通りやっていきたい」 9月5日の中国戦(埼玉ス)は7-0で快勝。前半に遠藤の先制点から流れをつかみ、南野は3点目、4点目を奪った。11月15日のインドネシア戦でもゴールを決め、歴代10位タイの代表通算24得点をマークした。 9年ぶりとなる中国での試合。南東部福建省のアモイでは初めてだ。試合会場の「厦門白鷺体育場」は6万人収容可能。中国サポーターがスタジアムを埋め尽くす可能性が高く、「ホームとアウェーでチームの力が変わってくるチームの1つ」と警戒した。 この日の練習では中国メディアとみられる男性が、日本メディアのテレビインタビューをスマホで〝盗み撮り〟。日本代表スタッフから注意を受ける一幕もあった。予測不可能な敵地でも力を発揮できるか-。真価が試される。