唯一無二のプレイスタイルを持つFW

フィルミーノとC・ジョーンズ photo/Getty Images

先日のUEFAネーションズリーグ第5節ギリシャ戦（3-0）にてイングランド代表デビューを飾り、早速ゴールまで記録したカーティス・ジョーンズ（23）。 ［動画］語り継がれるストライカー！リヴァプールでのFWフィルミーノの全111ゴール 多くの現地メディアで「最高のデビュー」と称賛されたカーティスは所属先のリヴァプールでも好調だ。今季はここまで公式戦13試合で1ゴール4アシストを記録しており、今シーズンの飛躍が期待されている選手の1人だ。 今や時の人となったカーティスには現在大きな注目が集まっているが、そんな同選手は「最高のチームメイトは誰か」と聞かれ、意外な人物を挙げた。 「ロベルト・フィルミーノだね。統計などでは、そうだね、モハメド・サラーは100万%最高のチームメイトだ。でも、選手としての能力、タッチなど彼はとても楽しい存在だ。毎日、彼のプレイやトレーニングを見ていたからね。 彼がやっていたことは、本当にすごいものだった。モーや他のみんなも同じことを言うと思う。 彼ができることは、他の誰もできない」（英『GIVEMESPORT』より） クラブではモハメド・サラーやフィルジル・ファン・ダイク、さらにイングランド代表ではハリー・ケインやジュード・ベリンガムといった選手らと共演しているが、カーティスはリヴァプールでチームメイトだったフィルミーノが特に印象に残っているようだ。 リヴァプールでは公式戦362試合に出場し111ゴール75アシストを記録しているフィルミーノ。同選手はブラジル人らしい遊び心溢れるプレイはもちろん、ストライカーとしての決定力や守備面での献身性まで兼ね備えていた唯一無二のプレイスタイルを持つ選手だった。リヴァプールではサラー、サディオ・マネと共に世界最強のフロントスリーを形成したが、リンクマンとしても活躍できるフィルミーノが重要な役割を担っていたことは忘れてはいけない。 リヴァプールのレジェンドでもあるフィルミーノは2023年夏に退団し、現在はサウジアラビアのアル・アハリでプレイしており、今シーズンはここまで公式戦16試合で5ゴール1アシストをマークしている。